- episode 6 -2 -

Aug.21 mon. - London


初日のコンサートの翌朝はまずは新聞から!
とはいえそれほどの新聞コレクターでもないので、目に付いた奴だけ買いましたが、ロンドン凱旋、ミックの喉頭炎明け、キースの復活という記事の中で、Daily Mail の "wrinkly generation" の写真は微笑ましくていいですねぇ〜。やはり観客の年齢層は高かったです。チケットも高いし当然でしょうけど、まだ2日目以降のチケットも売り切れてないという事が記事に書いてありました。 

もうひとつおまけにみつけたのは "RadioTimes" 。TVとラジオの番組雑誌ですが、RadioTimesがアムスの楽屋で行ったインタビューの記事が掲載されており、その模様はRadio2により放送されるとか。

そして次にこの日はSHIDOOBEEやコンサート会場でも告知されていた Stones Conventionへ。
いろいろレコードやらCDやら写真集やらが売られているらしい。

開場後40分ほどの時刻に行ってみると、わりと盛況。

メモラビリアなどいろいろ物はあって、レコードは勿論、写真集や昔の雑誌、ポスター、そしてブートもコピーCD-RやDVD-Rなどが売られていたりしました。日本の某オフィシャル盤コレクターショップや某ストーンズ専門店に詳しい販売員もいましたね。ある盤を手にとって高いなぁと悩んでいると、日本のあそこより安いよと言われました(笑)

ということでうろうろしていましたが、わたしはずっと買いそびれていたビガバンからのシングルやプロモシングルCD/7"などを購入。プロモCDはなかなかお買い得でしたが、プロモ7"はプロモシールが貼ってるだけのものでした(笑)。

しかし一番嬉しかったのは、べらぼうに高くて手が出せないいくつかの写真集の中身をじっくりと見れたこと(笑)。あと売り物ではありませんが、コレクション紹介コーナーにピンボールマシンも置いてました。

 

そしてこの日はロンドン観光。わたしはロンドンはストーンズにあわせて3回目でしたが、今までろくに観光もしたことなかったので、はじめてゆっくりバスや船に乗って観光をしました。ロンドンの移動は地下鉄が便利ですが、景色が見える2階建てバスはやはりいいもんですね。が、この日は雨が降ったりとあいにくの天気。おかげで同じような観光をまた翌日することに(笑)。

ちなみにこの日はシングル "Biggest Mistake" の発売日。街中のレコードショップには確かに売っていましたが、Virginでさえ凱旋コンサートの告知は特になかったのはちょっと残念。しかしCDシングルや7"がシールドされずにむき出しで売られているのにはちょっと驚きました。そうそう、日本の紙ジャケCDも普通に帯つきで売ってることろもありましたね。


Aug.22 tue. - London Second Show

さて、いよいよコンサート2日目。
朝からまたバス観光したり、ロンドンダンジョンで遊んだりしたあと、トゥイッケナムへ。

この日はもうチケットは手元にあるしと、会場にもゆっくり到着。おかげで追加でお土産を買ったりしてるうちに前座もろくに見れませんでしたが、日本人の方もちらほら見かけました。

今日はプリセールで買ったA5の13列目。プリセールだけにまぁまぁの良席ではありますがA4ではないのがおしいところ。今日はスクリーンも見ながら楽しもう!!そういえば当日券ではバンド側が押さえていた席なのか、Bステ真横の席も出たようです。

さて、今日の隣のオランダ人は73年からストーンズを見ていて、ここロンドンは82年かららしく、いろいろ話しが盛り上がる。なんで今回のアムスは1公演だけなんだと熱くなってました。そして開演直前には会場内の日本からのファンの方たちともお話しをして、初日より少し遅い20:30頃スタート!

1.

Jumping Jack Flash


2.

It's Only Rock'n Roll

3.

She's So Cold

4.

Let's Spend The Night The Together

5.

Live With Me

6.

Rain Fall Down

7.

You Can't Always Get What You Want

8.

Bitch

9.

Tumbling Dice

10.

Slipping Away

11.

Before They Make Me Run

12.

Miss You

13.

Rough Justice

14.

Start Me Up

15.

Honky Tonk Women

16.

Sympathy For The Devil

17.

Paint It Black

18.

Brown Sugar

19.

Satisfaction

今日の1発目は "Start Me Up" かと掲示板で予想いただいたりもしましたが、手堅く "JJF" 、そして "IORR" へ。ミックは初日よりも快調な模様。もうすっかり喉頭炎もどこへやら、さすがはミック!キースは青より今日の赤い服がよく似合う。2曲が終わった時点でミックは(確か) 「このリッチモンドのすぐそばからバンドを始めたけど、いまでも同じセットリストだぜ(笑)」 なんてご機嫌な様子で挨拶。

3曲目は "She's So Cold" 。いやいや調子がいいと思ったのに、ここでのミックは何だかあぶなっかしい(笑)
しかしここで気がきましたが、UK公演はGA方式でないためか、前方のノリはそれほど熱狂的でもない模様。しかし右上の写真に写っているA4の5列目付近で振られていたジェット風船、これがまた斜め後方からは丁度ミックにかぶったりするんですが、その風船をコンサートの最後までずっと飛ばさずに振っていたのはちょっと邪魔でしたねぇ〜。まぁA5かA6の最前列付近ではヤシの木風船が2本も振られていたりもしましたけど(笑)

そして 「次は "Live With Me"」、と紹介しながら始まったのは "Let's Spend The Night Together"
これにはずっこけ(笑)。ミックも思わず笑ってました。ちなみにこの曲の後、スタッフが駆け寄ってミックのマイクスタンドの下にセットリストらしき紙を貼ってました(笑)。噂のプロンプターは一体どうした?

次は、今度こその "Live With Me" 。間違って先に曲名を言ってしまったけど、ずいぶん久しぶりの登場にやはり驚き。あとで調べてみると、2005年11月のFresno公演以来。この曲はミックの喉にもやさしいんでしょう、その後欧州ツアー終盤の定番に。しかしわたしには "Oh No Not You Again" がない初めてのABB公演。さて、"Live With Me" は久しぶりの登場というわけか、やや物足らない演奏でしたが、キースのゴリゴリは健在。演奏終了後ミックは "ボビー" と笑いながらボビーを指差してましたが、称えているようでもなく、"もっと吹けよぉ〜忘れたのかよ" とでも言ってるように感じましたが違うかも(笑)。

次は日替わりでもあまり嬉しくない "Rain Fall Down" 。もう一度 "Streets Of Love" でよかったんですがぁ〜。しかし驚いたのは次。なんと初日にやらなかった "You Can't -" をこんなところで!LICKSのようにこうした中盤にやるのも今回は新鮮で、これはこれでいいなぁ〜と思いながらも、今日もアンコールは1曲なんだろうなぁ〜と、ここで悟ってしまう(笑)。途中会場大合唱からリサの熱唱、そしてエンディングへと流れる中、やっぱ屋外スタジアムでやるこの曲はいいなと感動。出来れば初日にもやって欲しかったんですが(笑)

次もちょっと不意を衝かれた "Bitch"。ここでキース大爆発!タバコをくわえながら、レスポールJr.のシングルカッタウェイを弾き倒す。このレスポールjr.は今回は久々の登場?

左の写真と、上の右下の写真がそうですが、上なんてギターが全く写ってない(笑)。丁度その写真付近の映像の一部をここからダウンロードできます。

そして「後ろも聞こえてるかい〜!」で次の "Tumbling Dice" 。やはりこの曲は素晴らしい!いつ聴いてもしびれます。キースの刻みは勿論、ロニーもかなり元気にソロを決めていて、ミックも好調、なかなかいいでないの!!

今日のメンバー紹介でのミックは初日よりも元気!初日はロニーに何を言ってるのかよくわからなかったけど、今日はミドルセックスのモネ〜と画伯を紹介。キースが紹介されたときにはスクリーンには椰子の木風船が(笑)

そしてキースコーナー、こちらは日替わりなしの "Slipping Away""Before They Make Me Run"
メンバー紹介の間に上着を脱いでシャツ一丁になったけど、妙にお腹の中央と何故か胸が出てて、???。あれがほんとにキースの体のラインか?防弾?まさかねぇと気になって見てたけど、。。。さっぱりわからず(笑)。↓の写真ではお腹の出っ張りはわかりませんが、妙に胸も膨らんでますよね?もっと膨らんでたように見えたんですが、それが妙に気になってしまいました(笑)。しかーし、ロンドンでもキースへの声援はかなりあったけど、やはりトイレやビールを買いに行く人はちらほらいました(笑)。演奏?覚えてないっす、ブートで思い出します(笑)

それはともかく、いよいよBステへと "Miss You"
・・・ここでふと、、、きっと北米ツアーにはいけそうにもないし、次はいつストーンズを見れるだろうなと考えると、、、おもむろに副管理人の手をひいてふらふらとBステへ。普段はあまりこういうことをしないのですが、気がついたらBステ真横の椅子の上に立っていました(笑) 

うぉ〜!すぐそこだぁ〜!!しかし椅子に乗ってというのは初めてか!?これは写真も撮っとこう!!でも興奮しすぎて写真もぶれてます(笑)。しかしこの位置での "Rough Justice" "Start Me Up" にはほんとしびれました!生音状態で演奏もタイトでほんと最高!・・・だったんですけど、そりゃ覚えてませんって(笑)。ただ覚えているのは今までで一番興奮した "Rough Justice"でした(笑)。そして "Start Me Up" でのキースの見事なキック奏法がここで見れます。なんて便利な世の中(笑)
こんなシンプルなステージだけをずっと見ていたいけどなぁと思うも、
この至上の体験とも "Honky Tonk-" でお別れ。

さて、席を離れるときはチケットを持っていくのが鉄則。二人で席に戻ろうとすると、副管理人が悲鳴を
何かと思えば、彼女のかばんから取り出して持ってきたはずの彼女の分のチケット、、、暗かったしあわててちゃんと確認しなかったせいで、手にしていたのは開演前に配られていた無料写真の申し込み葉書(笑)。まぁわたしの先導でノーチェックだったんでよかったんですが(笑)

さて、この "Sympathy-" の頃だったか、それとももっと前だったか、これまた面白いことが。
なんとパンフの販売バイト員たちがぞろぞろと通路をずんずん前方へ(笑) 。一応 "パンフいかがですかぁ〜" といいながらも、我々なんか見もせずにステージを注視したまま(爆)。しばらくすると戻ってきましたが、彼らも前で見たかったんでしょうね(笑)

次は初日にはやらなかったけど、やはり欧州では盛り上がる "Paint It Black" 。周囲のちょっとおとなしかった人たちももうここでは大騒ぎ。これは音の抜けがいい屋外スタジアムで観るとほんとに気持ちいい。いや、さわやかな曲じゃないんすけど(笑)。ただちょっとミックは苦しそうだったような気がしますが、記憶が混乱しています(笑)

いよいよ本編ラストの "Brown Sugar"。イントロの花火からもう大盛り上がり。今日の "Brown Sugar" のキースは初日のミカウバーではなく52年式テレキャスター(らしい)。ミックが "イェー・イェー・イェー・フー!" を全盛期のように早くからやらないのは物足りないけど、観客ももう完全にヒートアップして "イェー・イェー" やりまくり!斜め前のお客さんなんてビールが入ったコップを持ったまま "フー" をやってビールを周りにこぼしまくる(笑)。しかしキースもここではほんと元気によく弾いてたっすねぇ〜。

そして最後のアンコール。やはり "Satisfaction"。この1曲だけなのねぇ〜。でも今日は予定通りの1曲だけだったようで、結構すぐに始まる。
しかし キースのイントロもミックの歌いだしも危うげ(笑)
妙にキースのギターが響いていましたが、それ以外ははっきり言って覚えていません(笑)。"最高の演奏"ではなかったことは確かですが、そんなことお構いなし(笑)。
エンディングでキースが弾き終わる前からすさまじい音を奏でてバンバンバンバン花火も上がり、遂に感動のフィナーレ!!


(無断借用スミマセン)

これでロンドン2公演も終わってしまったぁ〜

これでビガバンも見納めかなぁ〜

・・・なんて余裕に浸ってる間はない!

  

初日の終演後のこともあったので、こんなことわたしは初めてですが、最後の4人のメンバー挨拶までもろくに見届けず、セットリストのおねだりもあきらめ(↑は後日頂いたコピー)、スタコラさっさと会場を後にして駅へ一目散!!そりゃもう急ぎましたよ!。さすがにもう駅には行列が出来て、イギリスお得意の騎馬警官にさえぎられましたが、ラッキーにもすぐ電車に乗れ、しっかり座れてずいぶん楽に帰れました。しかしバスで帰るのがどうやら一番賢い帰り方だった模様。

後日オフィシャルサイトに載ってて知りましたが、この日のショーはTV出演などを除いて、ストーンズの2000回目のショーだったようです。そんなおまけもついたコンサートですが、わたしにとってはまたこうしてロンドンで見れたことが嬉しかったですね。


Aug.23-25 - stay in London

さて、、、メインの目的が終わった残りの3日間のロンドン。
ソーホー近辺のレコード屋さんやコベントガーデンのロックショップなどにも行き、悩みに悩んだものなどもありましたが、結局ストーンズ関係では大した買い物もせず、そのほかはぐるぐる市内観光をしたり、普通に買い物をしたり、公園でゆっくりしたり、大英博物館に行ったりと、ほんとに観光を満喫していましたので、残念ながらここで報告することは、ま〜〜ったくありません〜(笑)

 

でも今回も本当に本当に楽しいロンドンでした!

ストーンズのコンサート以外の機会にロンドンを訪れることは、わたしにとってはそうそうないかもしれませんが、夫婦初めての海外ストーンズ、それも素晴らしい席で見れたり、わたしは初めてのロンドン観光、楽しい買い物などなど、本当に楽しい夏休みを過ごせました!お金は一杯吹っ飛んで行っちゃいましたが、それでもやはり楽しかったです!

こうなったら次回のツアーでもロンドンには来ようと思いますが、さて、またロンドンにストーンズを見に来る日はあるでしょうか?

 

最後に

特にこっちのページは、自分で書きながらもイマイチ面白くないな・・・と思ってましたが、この中身のない駄文に最後までお付き合いくださいましてありがとうございました〜!


Back to episode 6
Back to Home

inserted by FC2 system