"Goats Head Soup"  2020 DX & SDX

 

 

 

 

大好きな名盤が蘇る!!蔵出し、ボートラ、マルチch、凄いぞ!!

 

 

GOATS HEAD SOUP祭りは終わらない - 2020/9/14

まだまだ聴き続けてます(笑)

今回のレアリティーズ、完全未発表曲は3曲だけでしたが、当時の最終系のいわゆるアウトテイクをという形態は大正解だったのではと。
わたしいまではレアリティ―ズの頭3曲は飛ばして4曲目から聴くくらいですから(笑)
それにしても2曲をSDXボートラで追加した日本盤は素晴らしい!!

ピアノデモのミックは当時ミックなのか、いまミックなのか、そしてなんだこのGlyn Johnsミックスというのは?とかまだまだ聴いていて楽しいです。
ちなみにグリン・ジョンズはそうクレジットされているものの、わたしは彼はほんとは関わっていないのでは派です。
最近遅ればせながら彼の自伝 『
サウンド・マン』 を読んでその確信に至りました。

  

この本、ほんとにおもしろいです。
スチュとの同居とジェフ・ベックの間男事件、IBCスタジオでの録音、"Let's Spend The Night Together"に入っている警棒の音、"You Got The Silver"でのやっちゃった事件、70パリの録音失敗、ビルとの面倒な旅行、わがままなテイラー、ハウリン・ウルフとのロンドン・セッションの裏側、ミックの冷たい仕打ち、からの50周年の新曲での再会、さらにはボブ・ディランの驚愕の提案、そして弟のアンディはストーンズとの制作過程でどうなってしまったのかなどなど、ストーンズに関することも面白いのはもちろんですが、ビートルズをはじめとした様々なミュージシャンとのエピソードが、単なるミュージシャンとエンジニア・プロデューサーという関係を超えて書かれているのがほんとにおもしろいです。

ところでBlu-rayのサラウンドミックスを聴くにはBlu-rayを出し入れするのが面倒なので、自作でBlu-ray用のアマレーケース用ジャケを(笑)
デザインもへったくれもありませんが、取り急ぎですから(笑)
これを横273mmで印刷すれば丁度いいかと。Blu-rayはこちらに収納するのが吉(笑)


 

   


そしてこんな記事も。

●ローリング・ストーンズ、ビートルズに次ぐ歴代2位タイ13回目の全英アルバム1位獲得。史上初の記録もhttps://www.udiscovermusic.jp/news/rolling-stones-goats-head-soup-returns-to-no-1

熾烈なチャート争いの末、ザ・ローリング・ストーンズGOATS HEAD SOUPのマルチフォーマットでのリイシュー盤が全英アルバム・チャート1位を獲得した。
このアルバムはオリジナルのリリース時の1973年にも1位を獲得している。
英オフィシャル・チャート・カンパニーの週半ばの速報値では、21歳のイギリス人シンガーソングライター、デクラン・マッケンナのセカンド・アルバム『Zeros』がストーンズをリードしていたが、最終的に
GOATS HEAD SOUPが約800枚相当というわずかな差で首位となった。

これでザ・ローリング・ストーンズは通算で13回目の全英アルバム1位を手に入れ、エルヴィス・プレスリーとロビー・ウィリアムスの記録と並び、ザ・ビートルズが持つ17回に次ぐ歴代2位タイとなった。
GOATS HEAD SOUPはフィジカルの売上だけでも今週のベストセラーとなっている。

さらに、英オフィシャル・チャート・カンパニーは、ザ・ローリング・ストーンズがイギリスのチャート史上初、6つの異なる年代(60年代、70年代、80年代、90年代、2010年代、2020年代)にイギリスのアルバム・チャート首位を獲得した初のバンドであることを発表した。

これは、1964年5月にセルフタイトルのデビューアルバムが12週連続で1位を獲得して以来続く記録であり、他にこの偉業を成し遂げているのは、ポール・マッカートニーとジョン・レノンの二人だけだ(ザ・ビートルズの作品を含む)。

オリジナルの
GOATS HEAD SOUPは1973年8月31日にリリースされ、同年9月22日の週の全英チャートで首位を獲得。
2週連続で首位を獲得し、トップ10には6週連続でランクインしていた。

今週のチャートでは、マッケンナ、ポップ・スモーク、ナインズ、テイラー・スウィフトの順でトップ5に入っている。
ちなみに47年前のチャートでのライバルは、前週にコンピレーション『Sing It Again Rod』でトップに立っていたロッド・スチュワート、イージー・リスニング・アクトのピーターズ&リー、カーペンターズ、そしてデヴィッド・ボウイの『Aladdin Sane』だった。

 

BRUSSELS AFFAIR 聴き比べ! - 2020/9/14

"100 Years Ago"のピアノデモ、"Heartbreaker"のインストには個人的にはどうも疑惑を持ちつつ、Brussels Affairをば。
今回で3回目のフィジカル・リリースとなるわけですが、その違いは如何に?

[1] Brussels Affair Limited Edition Box Set (released in 2012 - 以下"2012豪華版") 3LP (5 sides) / 180g
[2] Marquee 1971 + Brussels Affair 1973 (released in 2015 - 以下"Ward2015盤") 3LP (6 sides) / 東洋化成プレス
[3] Goats Head Soup 2020 + Brussels Affair 1973 SDX 4LP (released in 2020 - 以下"GHS2020盤") 2LP (4 sides) / 180g / Half speed mastering
(↓3つが写った写真ではそれぞれ左から[1] [2] [3]です)

    

    

[1] Brussels Affair Limited Edition Box Set (released in 2012 - 以下"2012豪華版") 3LP (5 sides) / 180g
[2] Marquee 1971 + Brussels Affair 1973 (released in 2015 - 以下"Ward2015盤") 3LP (6 sides) / 東洋化成プレス
[3] Goats Head Soup 2020 + Brussels Affair 1973 SDX 4LP (released in 2020 - 以下"GHS2020盤") 2LP (4 sides) / 180g / Half speed mastering

●装丁など
[1] "2012豪華版":ジャケとインナーは光沢なしで高級感があり、アナログは重量盤で5面仕様。レーベルはBrussles Affairらしいデザイン。
[2] "Ward2015盤":ジャケとインナーは光沢あり。アナログ盤に重量感はないものの6面仕様。レーベルは2012豪華版を踏襲したデザイン。
[3] "GHS2020盤" :インナーにメンバー写真もなく、レーベルはBrussels Affairロゴもない味気ない。アナログは重量盤で、見た目ではわかりませんがハーフスピードマスタリング。

●肝心の音
正直なところ"2012豪華版"と"Ward2015盤"に音の違いはこれといって感じませんでしたが、"GHS2020"は違いが感じられるという結果に。
実は「違いなんて聴き分けられるかなぁ〜」なんて思ってましたが(笑)
それぞれの特徴を簡単に紹介すると、以下のとおり。
[1] "2012豪華版":重量盤の安定というか安心感と、ラスト5面はHTW以降一気に聴けるメリットはあり。ドラムとベース、さらにはギターに凶暴さがあり。
[2] "Ward2015盤":重量盤ではないものの、東洋化成プレスで6面仕様ということで安心感があり、"2012豪華版"と同じくドラムにベースとギターに凶暴さがあり。
[3] "GHS2020盤" :重量盤ですが、低音と高音の凶暴なメリハリは僅かに後退。ただしいわゆる音質的なバランスという点ではこれが一番なのかも。

個人的にですが、デジタルの進化により今回の"GHS2020盤"は、実はこれまでで一番スペック的にはいいマスターが使用されてるのではと推測してました。
アップコンバートかもしれませんが、96/24ハイレゾがDL販売されるくらいですし。
いや市販のスペックがマスターと直接関係あるとは思いませんが、デジタルの進化によってマスターとしては一番いいのではという気が(笑)

それがハーフスピードマスタリングと重量盤ということで、どうなるかと思っていましたが、なるほどこうなるんだと。
ハーフスピードマスタリングといえばよく低音の響きが素晴らしいと言われますが、低音はわたしには過去盤の方がシャープでラウドに聴こえますし、唯一の欠点と言われるサ行の減衰調整は丁寧になされているようですが、過去盤の方が全体的にメリハリがあって刺激的だったなという。
一般的にはハーフスピードで豊かな響きになるところ、元々ベースもラウドなこのライヴ音源では、そんな響きを感じる箇所がないってことかも。

ただし!わざわざ過去盤と聴き比べるからそう感じるだけで、今回の"GHS2020盤"だけを聴いて物足りない音と感じるかというと、そんなことは全くありません。
でも産湯の頃からBrussls Affairのブートに浸かり続けてきたマニアには少し物足りないかと。 いやそんなマニアはいませんが、ものの例えです(笑)
なお、MCなどのカットはないようです。
ちなみにアナログでは内周に行くほど歪みが出るといわれますが、あいにくそれを聴き分けるほどの耳は持ち合わせておりません(笑)
聴き分けられたとしても、ライヴ盤ではあまり感じないような気もします。

ということで、"2012豪華版"はさすがの横綱ですが、そのパッケージングと価格に大いに難あり。
"GHS2020盤"は音質的なバランスはいいものの、凶暴さは少し減退し、装丁はマニア心をつかまないのが少し残念。
コストなど総合的に考えると、"Ward2015盤"が一番いいような気もしますが、それも高いしすでにSOLD OUTですね。


といういうわけですが、聴き比べはここで終わらないのです。
散々アナログを聴いた後、moraで購入したハイレゾ音源をUSBでアンプに差し込み、アンプの出力をアナログとUSBで切り替えての聴き比べもやってました。

アナログにはデジタルにはない良さというのはよく言われますし、わたしもそれを感じていました。
が、今回のハイレゾはアナログ"GHS2020盤"よりも凶暴な音が、、、。 これうちのハードの特性なのかもしれませんけど。
試しにそのハイレゾをアナログの"2012豪華版"や"Ward2015盤"とも聴き比べてみましたが、ぶっちゃけ違いを感じず(笑)
まぁアナログも今はマスターはデジタルですし、デジタル時代のライヴ盤ではアナログの良さは出にくいのかもです。
アナログのハーフスピードマスタリング盤は、やはりその過程で音の特性がちょっと変わったのかと。
それにカッティング工場の違いもあろうかとTwitterで。

DL音源なんてのは何の付属品もないしインナーの画像すらない味気ない割には高価という厄介なものですが、一気通貫で通しで聴けるというメリットもあります。
(そういう意味ではフィジカルを買った人には大幅割引クーポンコードでも付ければ、ハイレゾももっと普及すると思うんですけどねぇ。)
ただ、アナログは盤をひっくり返したり交換したりと、ちゃんと向き合って聴くからこそいいんですよね。
ジャケやインナーなどの視覚的満足が得られるのももちろんですし。

でも手軽に聴くにはこのハイレゾ音源ですな。 わたし今回のハイレゾ音源結構好きな音です(笑)
ちなみに40kHzくらいまで出てるのでニセレゾではありませんし、IORRにはDR解析の値は低いという投稿がありますが、波形を見ると海苔や羊羹でもありません。
ということですが、聴き比べなんて主観的なものですし、ブラインドテストしてもわかるかというと微妙ですので、まぁ参考程度に(笑)
いやしかしBrussels Affair最高!!

 

 

BRUSSELS AFFAIRのYouTube映像は? - 2020/9/9

YouTubeにBrussels Affair全曲がアップされました。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLIEx7PjdcpR6d7aTJf9w73lkSph2XU6jU

そこにはそれぞれ1秒ほどの映像が正逆ループで。
これわたしは初めて見ましたが、IORRによるともしかしたら9/28ミュンヘンかもというカキコがありました。

ただ、"Star Star"でのループ映像を見るとボビーがいないようですので、9/30フランクフルトを含めそれ以降かなと。
Star Star
https://www.youtube.com/watch?v=STH_1vXobjM

そして"You Can't Always Get What You Want"のクリップには後ろに"CREDA"の広告が。
You Can't Always Get What You Want
https://www.youtube.com/watch?v=p81IzY_ss3A

そこで探偵ナイトスクープ!
CREDAの広告、探しましたよ(笑)

しばし格闘の末、ロッテルダムのアホイ・ホールで発見!!
↓の写真がアホイで撮影された写真です。CREDAの横の広告も一致しているようです。
アホイといえばSEIKOの看板が目立ちますが、その看板は今回の物には映っていません。
全部が同じ公演の映像という確証はありませんが、これらの映像はロッテルダムではないでしょうか!!
https://www.gettyimages.co.uk/detail/news-photo/the-rolling-stones-performs-live-at-ahoy-in-rotterdam-news-photo/99984875?adppopup=true

ということであの映像はロッテルダムのアホイに違いない、めでたしめでたし!
と、眠りにつきましたが、何か引っかかるものがあったんでしょう。
いや、アホイの映像というキーワードと、あのミックとキースの衣装が気になってたんでしょう。
なんと夢の中で「アホイの映像って観たことあるんじゃないか?」と啓示が(笑)

ということで起きだして手にしたのはDANDELIONの
KEEP YOUR PUSSY CLEAN(DL 122 / DLR 001)。
このジャケのミックとキースの写真(衣装)が潜在意識の中から語りかけてきたのかも(笑)

このDL盤、Disc1はそのアホイの隠密音源ですが、Disc2がCD-ROMで、QT movieが収められています。
そこにはロッテルダム、アホイの隠密映像も収録されていたのです!
すっかり忘れてました。いや、夢に出てくるくらいだから忘れてはいなかったんでしょうが(笑)

ここに同じ映像があるのか?と見てみると、、、
あら?どちらも"SFM"と思われる映像でのミックの衣装が、Brussels Affairで使われているのとは違うなぁ〜と。

んがしかし!Brussels Affairの"Dancing With Mr.D."(https://www.youtube.com/watch?v=qo1gR2cpmJs)で映るキースと、アングル違いながらまさにそのシーンではという映像がDL盤に!
でもよく見ると微妙〜に違いがあるようで。

アホイでは10/13、そして10/14には2回の合計3回やってますので、Brussels Affairの映像とDL盤の映像はアホイでの異なるショーなんでしょう、きっと。
ちなみにこの映像、D-STONEの『7273』にも収録されています。
2004年のNew Arrivalsに紹介していますが、Dandelion盤のと全く同じ、というかD-STONEのはDandelionからのコピーですね。

そしてComplete Worksにも1973/10/13に
  Brown Sugar was filmed by Dutch VPRO TV.
  Also there's about 12 minutes of silent private film of one of the Rotterdam-shows in existence.
と。つまりニュース映像用のものと、隠密映像があると。
http://www.nzentgraf.de/books/tcw/1973.htm

ということであの短いクリップたちは1973/10/13のロッテルダム公演からではないでしょうかぁ〜!
そしてStone Crazyの『THE ROTTERDAM TAPES 1973』のジャケのキースはまさにロッテルダムだったのではとあらためて。

 

 

GOATS HEAD SOUP 2020 SDX 到着! - 2020/9/5

本日明日9/5はアマゾンから輸入盤4LPが到着!!
まさに山羊祭り!!
 左上:輸入盤4LP
 右上:日本盤SDX (3 SHM-CD + Blu-ray)
 左下:日本盤DX  (2 SHM-CD)
 右下:輸入盤1LP+7" (2020 New Mix+ "Scarlet") 

    

いやしかしGOATS HEAD SOUP 2020の日本盤SDX、いい仕事してくれましたよねー!!
"100 Years Ago"と"Can You Hear The Music"の Glyn Johns 1973 Mixが日本限定ボーナスってば素晴らしい!
"100 Years Ago"はピアノとクラビネットの定位が違ってピアノが目立ったミックス。
それ以外の違いは分かりにくいですが、気がついた範囲では、ミックのダブル・ヴォーカル、こちらが特に後半のなだれ込みにかけて裏がよく聴こえますね。
また、2:50あたりからポコポンと連続的に入る打楽器が最終テイクより早めに聴こえてミックスも大きくなってます。
そしてエンディングが長くなってこれまでは聴こえなかったミックのヴォーカルも。

"Can You Hear The Music"は、最終テイクにも入っていた、今回左側で聴こえる低い男性ヴォーカルと笛がずいぶん目立つミックスに。
そしてエンディングにかけて右側で聴こえる女性ヴォーカルも今回ずいぶん目立ってくっきり。 こちらもエンディングが長くなってフェードアウトで消えていた笛がもう少し聴こえます。
まぁ他の曲に比べればこれら2曲は小さな違いでしょうけど、これを日本限定ボーナスで収録したというのは素晴らしいですね。
ただ、今回そもそもGlyn Johns 1973 Mixが製作された経緯がわからないってのが悔しい(笑)

さてSilver Train、オリジナルアルバムではミックは冒頭で
Silver train is a comin'
Think I'm going to get on now, oh, yeah
Silver train is a comin'
Think I want to get on now, oh, yeah

ですが、今回のGlyn Johns 1973 Mixでは
Silver Train is a comin'
Think I want to get on board, oh, yeah
Silver Train is a comin'
Think I want to get on board, oh, yeah

と、get on nowではなくget on boardと歌ってますね。(しかもどちらもwant to)
最終テイクではその歌詞は最後だけだったんですが。

また、2番の
Silver rain is a falling
Falling up around my house, oh, yeah
Silver belles is a ringing
Ringing all around my house, ding, dong, oh, yeah

は、今回のGlyn Johns 1973 Mixでは
Silver belles is a ringing
Ringing all around my house, oh, yeah
Silver belles is a ringing
Ringing all around my house, ding, dong, oh, yeah
と。(これまた同じ歌詞の繰り返し)

これもGlyn Johns 1973 Mixの秘密を解くカギの一つかと気になってますが、ブートを聴いてみてもそうした歌い方ではなく何もわかりません(笑)
もしかしたらPVでのほんとの歌い方はそっちだったのかと、口の動きをよく見てみましたが、これまたわからず(笑)
いやぁ〜、何なんでしょうね、Glyn Johns 1973 Mix。

 

そして Goats Head Soup New Mixですが、最初の"Dancing With Mr.D."で「あら?あらら?」と。
特徴的なあの女性の叫び声がなくなってる?

以前のを聴いてみると、そちらでは2:15あたりに入ってたあの女性の長い叫び声が綺麗さっぱりなくなってます。
CDでもLPでもハイレゾでも綺麗さっぱり。

あの叫び声こそ悪魔的な感じを盛り上げるアクセントだったのに〜?

逆にNew Mixではこれまであまり目立たなかった、3:20以降に4回ほど入ってる男性のアォ〜とかホォ〜とかの掛け声が目立つようになってて、
そこに気がつくとそっちに耳がいってしまって変な感じ(笑)

 

 

GOATS HEAD SOUP 2020 SDX 到着! - 2020/9/4

わが家には今日9/4にはアマゾンから日本盤SDX、そしてユニバから限定【1LP+7"Single】が2つ(2つオーダーしたこと忘れてた・笑)
ちなみに明日はアマゾンから輸入盤4LPが到着予定!!
まさに山羊祭り!!

   

    

さっそくBlu-rayから聴いてみると、、、

当初予定の96kHz/24bit DTS-HDマスター・オーディオ5.1がなくなったのは残念ですが(海外サイトにはその変更告知もありませんが、やはり未収録)、Dolby AtmosもAtmos環境がなくとも5.1ch出力されるので、楽しめます。
しかしオリジナルアルバムのニューミックスよりも、ボーナス3曲のリア・スピーカーへの音の振り方が強烈!
これ、楽しめます!!

そしてBlu-rayに収録されたPV3曲のうち、"Dancing With Mr.D."はHot StuffのPVコーナーで言うところのversion.1、"Angie"はversion.2であります!
http://wwr6.ucom.ne.jp/atsu-y/promovideo/70s/70s.html
(公開当時はYouTubeなどない時代のページ・笑。その後いくつか貼ったYouTubeはことごとく見れなくなったようで何も表示されませんが)

そして日本盤SDXのCD2、日本盤のみ収録のtrk.11の"100 Years Ago"はクラビネットが右からで、ピアノが左に。
ということでめでたく
ACETATESとは別物で、オリジナルよりもピアノが目立つものの、オリジナルとそんなに違うわけではない(笑)
trk.12の"Can You Hear The Music"は笛がよりフィーチャーされた、よりトリップ感が出てるミックス。
これが星加編集長からのお土産なのか?ちなみに星加編集長、SDXの写真集にもしっかり写っています!
そして長いエンディングには今まで聴こえにくかったヴォーカルが妙に目立ってて、誰やねんこれ?状態(笑)
いやぁ〜ほんと面白い。

そしてScarletの7インチ!A面のみ収録。
そこには当然シングル・ミックスが、と思いきや!
なんとまさかのアルバム・バージョンやんけ〜!!(ズコーーー!!爆)
なんでやねん〜!!!
そして溝のないB面がどうなってるかは、買ってのお楽しみということで(笑)
 
そして昨日まではフラゲだったので伏せていましたが、今回収録された未発表曲のうち、唯一発売前に公開されなかった"All The Rage"は、ブートでは"You Should Have Seen Her Ass"という刺激的なタイトルで知られる曲。
どんな曲かと聴いてみると、、、ミックのヴォーカルは新録です!さらにYouTubeに登場!!

GHS2020のトレーラーで"Scarlet"が流れる時に映るライヴ映像は一体?と思ってましたが、ここに使われたということですか(笑)

"All The Rage"

 

 

GOATS HEAD SOUP 2020 DX 到着! - 2020/9/3

発売日前日の今日9/3、SDXのフラゲとならないのは残念でしたが、山羊の頭のスープDXのフラゲ休みを(笑)

まだかなぁ〜?そろそろかなぁ〜?とポストを見に行ったらちょうど郵便局の方が投函中!!
ということで速攻開封!!
ほほぉ〜。 3面見開きながらも薄型なので、これまでのDXとは統一性がないし、盤の色が派手すぎるやろとか思うも、肝心なのは中身ですな。

ちなみに見開き真ん中にはオリジナルではインサートだったサポートミュージシャンも印刷されてますが、アンディ・ジョンズはグラム・パーソンズかとわかりにくいということで差し替えられる前のオリジナル写真。

さて、さっそく聴きはじました!! 発売日は明日なので核心に触れるネタバレはしないようにしたいと思いますが、"Star Star"はアンセンサードです。

Disc1のNew Mixは一皮むけたサウンドに。
低音はちょいとシャープになっていますが、ギターが前に出たという感じではなく、 ピアノがより前面に出てきています。
気になるDisc2は、聴いたことないのがいろいろ入ってて一安心。 "All The Rage"については発売日の明日書きます。
ただし、やはり「いまミック」のヴォーカルを感じるものも(笑)
そしてこれほんとに当時のインストなの?と思うアレンジの曲も。
ストーンズの場合、ホーンが入るのはおおよそアレンジが固まってからというのが多いと思いますが、ふ〜ん?という。 (フラゲなので伏せていましたが、Heartbreaker(inst)のこと)

そしてGlyn Jonesミックスはもしかしたらと思っていた2つの仮説(アレか?とか、もしかしてPVの?とか)とは・・・伏せておきますが、
微妙にミックがとか、こんなにピアノがとか、なかなか興味深いものに。
ただし!DXにはSDX日本盤のみの"100 Years Ago"と"Can You Hear The Music"は入ってないのでそちらはわからず。

あと英文ライナーの日本語訳が載っているのが嬉しいところですが、ここでも書いた気になる疑問については一切書いてない(笑)

いやしかし50年近く前の聴いたことない演奏が蘇るってのは興奮します!!!
とはいえ、もっと未発表曲を聴きたかったとはやっぱり思いますけどね〜(笑)

   
 

   


ブックレットにはお馴染みのジャマイカでのこれらの写真も

   
 

   

 

●2CD DX

CD 1 - 2020 Stereo Mix
01. Dancing With Mr D
02. 100 Years Ago
03. Coming Down Again
04. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
05. Angie
06. Silver Train
07. Hide Your Love
08. Winter
09. Can You Hear The Music
10. Star Star (Uncensored)

CD 2 - Rarities & Alternative Mixes
01. Scarlet
02. All The Rage
03. Criss Cross
04. 100 Years Ago (Piano Demo)
05. Dancing With Mr. D. (Instrumental)
06. Heartbreaker (Instrumental)
07. Hide Your Love (Alternative Mix)
08. Dancing With Mr. D. (Glyn Johns 1973 Mix)
09. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker) (Glyn Johns 1973 Mix)
10. Silver Train (Glyn Johns 1973 Mix)

(参考:↓これは日本盤SDXのみ)
11. 100 Years Ago (Glyn Johns 1973 Mix) - Japan Exclusive bonus track
12. Can You Hear The Music (Glyn Johns 1973 Mix) - Japan Exclusive bonus track!
  

 

"Scarlet" The Killers & Jacques Lu Cont Remix - 2020/8/28

8/26、オフィシャルがSNSに今度はComing Friday... @thekillers #GoatsHeadSoup2020 と。
あれこれ出し過ぎじゃねーかと思いつつ(笑)

そして8/28(金)、SCARLET x The Killers & Jacques Lu Cont REMIX が公開。

そしてハイレゾ配信も。
ほんっと商魂たくましいですが、ついてゆきます(笑)
https://mora.jp/package/43000006/00602435027852/

 

  

"Scarlet" The War On Drugs Remix - 2020/8/14

8/11、オフィシャルがSNSに THE ROLLING STONES x THE WAR ON DRUGS x COMING FRIDAY と。
THE WAR ON DRUGSって、iTunesなどにそう表記されてて、誤記だろうとNicoも書いていたのに、そうじゃないんか!
阿片戦争?? とTwitterで検索したら、そのものずばりなThe War on Drugsなるアカウントが
Fun news this Friday !
https://twitter.com/TheWarOnDrugs/status/1292894409659281408
と。フィラデルフィアのインディーバンドでした。リミックスか?

amassにも
http://amass.jp/137800/

そして8/14(金)、SCARLET x THE WAR ON DRUGS REMIX が公開。やはりリミックスでした。
テンポも僅かに速くなり、Scarletへの想いもずいぶん軽く聴こえるようになっちゃってというリミックス。

そしてハイレゾ配信も。
商魂たくましいですが、ついてゆきます(笑)
https://mora.jp/package/43000006/00602435027807/

ということで、ふ〜ん、で終わるはずだったんですが、IORRみてたらこれまた驚きが、、、
なんとこのScarlet (The War On Drugs Remix)、2つバージョンがあると。

ほんとだ、、、違う(笑)
一番の違いはエンディングにかけて。
右側のは2:54以降、Baby You Excite Meからの追加ヴォーカルパートが入りますが、8/14公開時に各メディアが報じた左の方にはそれがない(笑)
ちなみにDL販売してるのは右側のベロマーク静止画像の方でした。 なんでこんなことになっちゃうんでしょうねー?

 

 

"Scarlet" 比較 - 2020/8/10

ちょこちょこ書いてた"Scarlet"のAlbum versionとSingle Mixの歌詞とクレジットを並べて比較。
3つ目のポール・メスカル主演のMVはSingle Mixをさらに短くカットしたRadio Editです。

わたしはSingle Mixの最後の"Baby You Excite Me"以降のミックのヴォーカルが2020年ミックかなぁと思い聴いていましたが、クレジットを並べるとあながち間違いでもないかも?
でもはい、クレジットが正しいかどうかも分からないのでわかりません(笑)
 

Album version
 

Single Mix
 

Baby You Excite Me
But You Talk Too Much
Won't Stand On A Corner
Love You More
Oh Yeah

Scarlet, Why You Wearing My Heart,
On Your Sleeve
Where It Ain't Supposed To Be

Scarlet, Why You Tearing My Heart,
All To Pieces
It Ain't The Way It's Supposed To Be

Scarlet, Why Are You Keeping My Heart,
To Yourself
It Ain't The Way It's Supposed To Be

Scarlet. Scarlet.
Ooh Yeah !

You Don't Have To Change Your Mind
And Leave This Neighbourhood So Far Behind
Honey You Don't Have To Cry No More
When I Come A Knocking,
Right At Your Front Door

Scarlet. Scarlet. Scarlet.

Scarlet, Why You Wearing My Heart,
On Your Sleeve
Where It Ain't Supposed To Be.
Scarlet.Scarlet.
Oh.

Scarlet.Scarlet.Scarlet.
Why You Wearing My Heart

Scarlet. Why You Wearing My Heart
Scarlet. Why You Wearing My Heart
Scarlet. Why You Wearing My Heart

Scarlet

Baby You Excite Me
But You Talk Too Much
Won't Stand On A Corner
Love You More
Oh Yeah

Scarlet, Why You Wearing My Heart,
On Your Sleeve
Where It Ain't Supposed To Be

Scarlet, Why You Tearing My Heart,
All To Pieces
It Ain't The Way It's Supposed To Be

Scarlet, Why Are You Keeping My Heart,
To Yourself
It Ain't The Way It's Supposed To Be

Scarlet. Scarlet.
Ooh Yeah !

You Don't Have To Change Your Mind
And Leave This Neighborhood So Far Behind
Honey You Don't Have To Cry No More
When I Come A Knocking,
Right At Your Front Door

Scarlet. Scarlet. Scarlet.

Scarlet, Why You Wearing My Heart,
On Your Sleeve
Where It Ain't Supposed To Be.
Scarlet.Scarlet.
Oh.

Baby You Excite Me
Yeah I Love Your Touch
Scarlet.Scarlet. (Scarlet)

Why You Wearing
Why You Wearing (Scarlet)
Yeah, Why You Wearing My Heart
You Excite Me (Scarlet)
I Know It's Too Much
(Why You Wearing My Heart)
Why You Wearing My Heart (Scarlet)
Yeah, Why You Wearing

I Know It's Too Much
I Know It's Too Much
I Know It's Too Much
I Know It's Too Much

 

 

Album version

The Rolling Stones [Main Artist]
Jimmy Page [Featured Artist]

Jimmy Miller [Producer]
Bruce Rowlands [Drums]
Ian Stewart [Piano]
Jimmy Page [Guitar]
Rick Grech [Bass
(Vocal)]
Keith Richards [Guitar]
Keith Richards [Composer Lyricist]
Mick Jager [Acoustic Guitar]
Mick Jager [Vocals]
Howard Kilgour [Studio Personnel]
Howard Kilgour [Engineer]
Rod Thear [Studio Personnel]
Rod Thear [Engineer]
Mick Jagger [Composer Lyricist]

Single Mix

The Rolling Stones [Main Artist]
Jimmy Page [Featured Artist]

Jimmy Miller [Producer]
Craig Silvey [StudioPersonnel]
Craig Silvey [Mixer]
Danni Bennett-Spragg [Studio Personnel]
Danni Bennett-Spragg [Assistant Mixer]
Bruce Rowlands [Drums]
Ian Stewart [Piano]
Jimmy Page [Guitar]
Rick Grech [Bass Guitar]
Keith Richards [Guitar]
Keith Richards [Composer Lyricist]
Mick Jager [Acoustic Guitar]
Mick Jager [Vocals]
Howard Kilgour [Studio Personnel]
Howard Kilgour [Engineer]
Rod Thear [Studio Personnel]
Rod Thear [Engineer]
Emily Lazar [Studio Personnel]
Emily Lazar [Mastering Engineer]
Chris Allgood [Studio Personnel]
Chris Allgood [Mastering Engineer]
Mick Jagger [Composer Lyricist]
 

 
Radio Edit

そしてRadio Editが使われているのがこのMV。
これ、なんと最初のドラムの入り方やそしてベースの鳴りが、
アルバム・バージョンやシングル・ミックスとは違うんですね。
これじゃあRadio EditじゃなくてRadio Mixじゃないのと。


 

 

"Scarlet" MV公開 - 2020/8/7

8/4、ストーンズは、ジミー・ペイジ参加の未発表曲「Scarlet」のミュージックビデオを日本時間8月7日(金)午前3時に公開すると発表。
ビデオでは、アイルランドのテレビドラマ『ふつうの人々(原題:Normal People)』にコネル役で主演したアイルランドの俳優ポール・メスカルがフィーチャー。
またミック・ジャガーによる特別な紹介も含まれると。

ということで日本時間の8/7(金)朝3時の公開を目覚ましかけて起きだして見届けました!
演技はなるほどというものでしたが、ちょっと女々しい感じというのが個人的にはイマイチ(笑)

そしてこのMVで使われている"Scarlet"はエンディングはSingle Mixと同じですが、編集で短くエディットされていることからRadio Editと聴き比べたところ、やはりRadio Editと同じでした。
ということでScarletにはRadio Edit、Single Mix、Album versionの3バージョンは存在することに。


 

 

"Scarlet" Single Mix公開 - 2020/8/3

7/22に世界最速公開でBBCで放送された"Scarlet"は、その後YouTubeやDL販売で公開された"Scarlet"とはヴァージョン違いだった!!
始まってすぐにエディットで縮められているだけでなく、最後のサビに入るところで入らず、力強く歌うミックの別のヴォーカルが出てくる。
これはいまミックか?あいやぁ〜!!びっくり。
Radio Editとかでないかなぁ〜?

なんて思っていたところ、8/3にScarletのSingle Mixが公開されました!!
これも3分ちょい前からアルバムバージョンとは違うヴォーカルが!
さらにRadio Editと聴き比べてみたら、たらRadio EditはこのSingle Mixよりさらにちょこちょこカットされていて、それとはまた別物。
これで"Scarlet"は3バージョンが確認されたことに。
Radio Editを収めたプロモCDとかでないですかねー?

さてそのSingle Mixもハイレゾ配信がスタートしてました(笑)
https://mora.jp/package/43000006/00602435057200/
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602435057200/

↓ Single Mix

ちなみにe-onkyoによると、Single Mixのクレジットはこう。

The Rolling Stones [Main Artist]
Jimmy Page [Featured Artist]

Jimmy Miller [Producer]
Craig Silvey [StudioPersonnel]
Craig Silvey [Mixer]
Danni Bennett-Spragg [Studio Personnel]
Danni Bennett-Spragg [Assistant Mixer]
Bruce Rowlands [Drums]
Ian Stewart [Piano]
Jimmy Page [Guitar]
Rick Grech [Bass Guitar]
Keith Richards [Guitar]
Keith Richards [Composer Lyricist]
Mick Jager [Acoustic Guitar]
Mick Jager [Vocals]
Howard Kilgour [Studio Personnel]
Howard Kilgour [Engineer]
Rod Thear [Studio Personnel]
Rod Thear [Engineer]
Emily Lazar [Studio Personnel]
Emily Lazar [Mastering Engineer]
Chris Allgood [Studio Personnel]
Chris Allgood [Mastering Engineer]
Mick Jagger [Composer Lyricist]


これは先行公開されたアルバム・バージョンと思われる"Scarlet"のクレジットと比べると、以下のクレジットが加わっています。
Craig Silvey [Studio Personnel]
Craig Silvey [Mixer]
Danni Bennett-Spragg [Studio Personnel]
Danni Bennett-Spragg [Assistant Mixer]
Emily Lazar [Studio Personnel]
Emily Lazar [Mastering Engineer]
Chris Allgood [Studio Personnel]
Chris Allgood [Mastering Engineer]

このメンツが2020ミックスにかかわったメンバーだと仮定すると、、、
もしかしたら先行公開されたものが1974バージョンで、Single Mixの最後に加わっている部分が2020年ミックスによる追加作業ということか?
なお、Rick GrechのクレジットからVocalも消えてます。 
  

 

 

Scarletあれこれ - 2020/7/24

NicoのThe Complete Worksもどんどん更新されています。
今回のペイジのインタビューもあり、"Scarlet"は1974/10/4と10/5に製作されたと更新されています。
以前は10/15にロンドンと書かれてたようですが、その後先日ここに転記したように10/5と訂正され、さらに今回、10/4と10/5に落ち着いています。

そして面白いのは、1976のページにミックが同タイトルの曲をブラジルで録音したとあるところ。
これは同じ曲をミックが別アレンジで作ったのか、それともまったく別の曲なのか?

Nicoも、1974年の曲と同じか?と書いており、手掛かりなしのようです。
なお、その項目の最後に1974年の10/15と11/23を参照となっていますが、この10/15というのは、その後10/5や10/4と10/5に修正した際の更新漏れですね。

なんだろこの76年のは?と思いつつ、ブートなどで流出したアウトテイクには、肩慣らしのジャムは別としても、ストーンズっぽさを感じないものがたくさん。
今回のもジャガー・リチャーズ作となっていますが、ちょっとストーンズっぽくない。(ぽいというのはあくまでも主観的なものですが)
だからこそずっと陽の目を見なかったのかもしれませんが、それがかえって面白いです。

でもふと考えると、今回この曲をGHS2020に収録することにしたってことは、、、『BLACK AND BLUE』DX計画なんてものはないんですかね?
どうせならこの曲はそっちに入れるという手もあったと思うんですが。

↓The Complete Worksより。

1974 
http://www.nzentgraf.de/books/tcw/1974.htm

741004A  4th & 5th October
  KEITH RICHARDS & JIMMY PAGE. Richmond, The Wick, RW's basement studio and London, Island Studios (Jimmy Page's lead guitar overdubs).
  Producers: KR & Jimmy Page. Sound engineers: Howard Kilgour & Rod Thear.
  - Scarlet I (MJ/KR) -unverified
  - Stu + Jimmy + Keef (KR/STU/Jimmy Page) -long unverified jam
  Musicians: KR (gtr, voc)/STU (p)/Jimmy Page (gtr)/Rick Grech (bass)/Bruce Rowland (dr)

741123A  23rd November
  KEITH RICHARDS. Berne, Switzerland, Sinus Studios.
  Sound engineer: Peter MacTaggart. Overdubs-session.
  -Scarlet II (MJ/KR) -unverified
  Musician: KR (gtr, voc, org, p)

1976 http://www.nzentgraf.de/books/tcw/1976.htm

760110A  10th January: MICK JAGGER. Rio De Janeiro, Brazil, Phonogram Studios.
  Producer: MJ. Unverified solo-recording.
  - Scarlet (MJ/KR?)
  Line-up: MJ (gtr, voc)/Dadi (bass)/Antonio Adolfo (p)/Paulinho Braga (dr)/Luiz Cláudio (gtr)/
          Neném (cuíca; a percussion instrument)/Marçal (tamb)/Eliseu (tamb)/Lula (surdo; a percussion instrument)/
          Risadinha (pandeiro;a percussion instrument)/Canegal (ganzá; a percussion instrument)
  Note: KR also recorded a solo song called Scarlet in 1974(see 741015A and 741123A). The same song?

 

 

ジミー・ペイジが語る、ローリング・ストーンズとの共演秘話 - 2020/7/24

先日ユニバから転載したものはジミー・ペイジ部分が欠落してましたので、一部重複しますが、7/24に日本ローリング・ストーンに掲載されたこちらを。

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ローリング・ストーンズが7月初旬に『山羊の頭のスープ』リイシューの詳細を発表した際、最も注目を集めたのはジミー・ペイジとレコーディングした未発表曲「スカーレット」だった。

この曲はキース・リチャーズとペイジがギター、トラフィックのリック・グレッチがベースを担当して1974年10月に録音されたものだ。

キースは今回のリリースにあたって、「俺の記憶だと、俺たちはツェッペリンのセッションの終わりに入っていったんだ」とコメントしている。
「彼らはちょうど帰るところで、俺たちの予約は彼らの次だった。でもジミーは、そのまま残っていたんだ。俺たちはこの曲をレコーディングしようとしたのではなくて、デモのような感じでプレイした。雰囲気をつかむためにね。でも結構うまくいって、まあ、こういうラインアップだったので、じゃあ使おうと思った」

ミック・ジャガーは今回のリリースにあたって、「最初にロニーの家の地下のスタジオで、ジミーとキースとジャムったことを覚えている。最高のセッションだった」とコメントしている。

1975年、ペイジがローリングストーン誌のキャメロン・クロウに語ったインタビューによると、彼は「スカーレット」をストーンズのB面曲だと思っていたようだ。
「スタイルもムードも(ボブ・ディランの)『ブロンド・オン・ブロンド』の曲にとても似ていた」と当時のペイジは振り返っている。

「素晴らしかった、本当に良かったよ。徹夜してからアイランド・スタジオに降りて行ったら、キースがレゲエ・ギターを弾いたセクションがあったんだ。俺はそこにいくつかソロを入れただけだけど、それをやりだしたのは翌朝の8時だったよ。キースはそのテープをスイスに持って行ったら、誰かがその音源の存在を知ったらしい。キースはそれが、俺の(ソロ)アルバムに収録される曲だとみんなに話したんだ」

さらにペイジは今回の「スカーレット」リリースにあたって、以下のようにツイートしている。
「俺は1974年10月にリッチモンドのロニー・ウッドの家に招かれてセッションをした。キース・リチャーズとイアン・スチュアートが来ると言われていた。旧友と再会するいい機会になりそうだと思った。そこにはキースと俺、ベースのリック・グレッチ、そして初対面のドラマーとエンジニアがいた。キースのギター・パートを中心にリフを作り始めた。キースが最初に弾き出したあと、俺は彼のギター・パートを中心にリフを作り、アレンジを補強していった。他のミュージシャンとの演奏もすぐに噛み合って、その日の夜には全員でテイクを成功させることができた。キースとの仕事は楽しかったよ。」

それから翌日の夜、ロンドンのアイランド・ナンバー2スタジオで続きが行われたそうだ。
俺は「ギターソロを弾きに行くよ」と言った。その日の夕方早めに着いて、数テイクですぐに仕上がった。いい演奏だと思ったので、あとは彼らに任せることにした。

最近になってミックから連絡があり、完成版を聴かせてもらった。非常に素晴らしい、本当にソリッドなサウンドだと思った。彼らが近日発売予定の『山羊の頭のスープ』の一部としてリリースすることを選んでくれたのが嬉しい。70年代にツェッペリン以外で俺が弾いているのは超レアだよ」

https://rollingstonejapan.com/articles/detail/34289/1/1/1

 

 

 

"Scarlet"公開!- 2020/7/22

前日の予告通り、日本時間の16:30過ぎ、16:40からBBC2のThe Zoe Ball Breakfast Showで"Scarlet"が公開!
前後にミック・ジャガーとジミー・ペイジのインタビュー。

そして17時にはYouTubeなどでもリリース!こんなに全部公開しちゃっていいの?と心配しちゃうくらいの気前の良さ(笑)
このヴォーカルは当時のヴォーカルですね。
おそらくヴォーカルは1974/10/5のロンドンのアイランドスタジオではなく、その後ロニーの家の地下室で仕上げられたものではないかと。
そこが下で紹介しているミックとキースの記憶の違いにも表れているのだと思います。
ただしミックのアコギは最近加えられたものかもしれませんね。


Baby You Excite Me
But You Talk Too Much
Won't Stand On A Corner
Love You More
Oh Yeah

Scarlet, Why You Wearing My Heart,
On Your Sleeve
Where It Ain't Supposed To Be

Scarlet, Why You Tearing My Heart,
All To Pieces
It Ain't The Way It's Supposed To Be

Scarlet, Why Are You Keeping My Heart,
To Yourself
It Ain't The Way It's Supposed To Be

Scarlet. Scarlet.
Ooh Yeah !

You Don't Have To Change Your Mind
And Leave This Neighbourhood So Far Behind
Honey You Don't Have To Cry No More
When I Come A Knocking,
Right At Your Front Door

Scarlet. Scarlet. Scarlet.

Scarlet, Why You Wearing My Heart,
On Your Sleeve
Where It Ain't Supposed To Be.
Scarlet.Scarlet. Oh.

Scarlet.Scarlet.Scarlet.
Why You Wearing My Heart

Scarlet. Why You Wearing My Heart
Scarlet. Why You Wearing My Heart
Scarlet. Why You Wearing My Heart

Scarlet


↓日本ユニバより!

ザ・ローリング・ストーンズは、1974年10月にレコーディングし、ジミー・ペイジとリック・グレッチをフィーチャーした未発表曲「スカーレット」を、本日7月22日にリリースした。初公開となるこの曲は、今年4月にリリースされ高評価を受け大成功を収めた、「リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン」に続くものとなり、9月4日にマルチ・フォーマットで発売が予定されている『山羊の頭のスープ』に収録される。

層をなした分厚いギターが特徴的な「スカーレット」は、ザ・ローリング・ストーンズがこの神聖な時代にレコーディングした他の曲と肩を並べるほどにキャッチーで、みだらな雰囲気で、ストーンズ・ファンなら誰もが手にしたい聖杯だ。この曲ではゲストとしてジミー・ペイジがミック・ジャガーとキース・リチャーズと共に演奏しているが、他にも元ブラインド・フェイスのリック・グレッチがベースで参加している。長い間行方不明だったこの楽曲は、今回初めてリリースされることとなる。

ミック・ジャガーのコメント:「最初にロニーの家の地下のスタジオで、ジミーとキースとジャムったことを覚えている。最高のセッションだった」

キース・リチャーズのコメント:「俺の記憶だと、俺たちはツェッペリンのセッションの終わりに入っていったんだ。彼らはちょうど帰るところで、俺たちの予約は彼らの次だった。でもジミーは、そのまま残っていたんだ。俺たちはこの曲をレコーディングしようとしたのではなくて、デモのような感じでプレイした。雰囲気をつかむためにね。でも結構うまくいって、まあ、こういうラインアップだったので、じゃあ使おうと思った」

「スカーレット」は、9月4日にマルチ・フォーマットでリリースが予定されている1973年の名盤『山羊の頭のスープ』のボックス・セットとデラックスCD&LP エディションにも収録される。このエディションでは、数多くのアウトテイクやレア・トラック、オルタネイティヴ・ミックスに加えて、未発表の「オール・ザ・レイジ」と「クリス・クロス」も収録される。

https://www.universal-music.co.jp/rolling-stones/news/2020-07-22/

 

そしてハイレゾ配信もスタート!!

https://mora.jp/package/43000006/00602507425333/

https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602507425333/

↓e-onkyoのクレジットより。

The Rolling Stones [Main Artist]
Jimmy Page [Featured Artist]

Jimmy Miller [Producer]
Bruce Rowlands [Drums]
Ian Stewart [Piano]
Jimmy Page [Guitar]
Rick Grech [Bass (Vocal)]
Keith Richards [Guitar]
Keith Richards [Composer Lyricist]
Mick Jager [Acoustic Guitar]
Mick Jager [Vocals]
Howard Kilgour [Studio Personnel]
Howard Kilgour [Engineer]
Rod Thear [Studio Personnel]
Rod Thear [Engineer]
Mick Jagger [Composer Lyricist]

 

さらに商魂たくましく、シングルと山羊の頭の別ジャケLPのバンドルも登場(笑)

https://store.universal-music.co.jp/product/0894076/

 

 

 

 

"Scarlet"電撃公開予告!- 2020/7/21

7/21、Scarletの公開予告がSNSに突然!
最近は電撃発表からすぐ公開という流れが多いですが、今回も突然。
英国では明日7/22の朝8:30(日本時間16:30)にBBC2で、そして他国でも明日7/22、日本時間の17時に公開されると!!
 

SCARLET x FEATURING JIMMY PAGE x COMING TOMORROW

Exclusive first play plus chat with Mick Jagger & Jimmy Page on @BBCRadio2 with @ZoeTheBall, tune in from 8:30am BST July 22nd.

Out everywhere 9am BST. #experiencegoatsheadsoup

https://twitter.com/RollingStones/status/1285469997343682560


そしてそのTwitterの写真にはしっかりと1974/10/5と日付が!

その日付はと調べると、さすがNicoのThe Complete Works、日付どころかもう一曲のStu+Jimmy+Keefのジャムまで載っています。
おそるべしNico!!
http://www.nzentgraf.de/books/tcw/1974.htm

そしてどうせならそのジャムも聴いてみたいすけど(笑)

741005A  5th October: KEITH RICHARDS & JIMMY PAGE. London, Island Studios.
Producers: KR & Jimmy Page. Sound engineers: Howard Kilgore & Rod Thear.
- Scarlet I (MJ/KR?) -unverified
- Jam (KR/STU/Page) -long & unverified
Line-up: KR (gtr, voc)/STU (p)/Jimmy Page (gtr)/Rick Grech (bass)/Bruce Rowland (dr)


さらにこの写真、subjectにはCockroachesと(笑)
その後モカンボなどでも使われた変名ですね(笑)

 

 

MUSIC LIFE 1973年2月号- 2020/7/18

MUSIC LIFE 1973年2月号は、表紙にミック、そして巻頭カラー特集、続いて白黒での写真特集、そして中央にはミックなどのインタビューの様子も掲載されているという、まさに来日直前ストーンズ特集。

1972年12月、初の日本公演を控え(中止になるとは思いもしていないながらも心配だった頃)、MUSIC LIFEの星加編集長が和楽器(三味線、つづみ、尺八、横笛、大正琴)のお土産を手に、後のGOATS HEAD SOUP / 山羊の頭のスープ制作中のジャマイカに飛んでインタビューを敢行した特集です。
写真はあの長谷部欣宏(長谷部宏)氏。ちなみに中央に収録されているインタビューがまた面白い。

その巻頭特集の見開き写真が、IORRにtoru-Aさんによって投稿されていましたのでそちらからお借りしました。
最初の2枚と、最後のマルコムを調整するキースはわたくしスキャンしたもの。

また、お土産の楽器から笛が"Can You Hear The Music"で使われたと日本では言われていますが、果たして日本での都市伝説なのか、それとも本当に使われたのか、真実やいかに?
今回のCD版SDXの120ページ豪華ブックレットもしくは寺田さん(かな?)による解説でそのあたりも語られるのではと楽しみです。


  

   

   

   

   おまけ

 

 

 

アマゾンちょい値下げ!!- 2020/7/13-14

ちょい値下げが始まりました!

輸入盤日本仕様(一部日本盤)

 

 
 

山羊の頭のスープ[3SHM-CD+Blu-ray][+2 JP only bonus tracks] 

 
18000@amazon.jp (1800 off !!)
 
  

輸入盤

 

 
 

GOATS HEAD SOUP[4LP SDX]

 
12063@amazon.jp (昨日は13059。参考価格14738より 2675 off !!)
 

 

 
 

GOATS HEAD SOUP[3CD+Blu-ray]

 
14682@amazon.jp (こっちにはボートラ2曲は収録されていません)
 

 

 

アマゾンにも続々登場!!- 2020/7/11

GOATS HEAD SOUP / 山羊の頭のスープ、アマゾンにも登場!
 ただし音源のみの作品には値下げはないものと。

 唯一、日本盤のみボートラ付きの 3CD+Blu-ray の SDX日本版 は、Blu-rayに映像も入っているので、映像作品としての値下げに期待。
 値下げされるのかはわかりませんが、今後観測してまいります(笑)

 そして高いって声もありますが、確かに安くはない。
 でもこれが売れないようでは今後は全部輸入盤になってしまい、限定ボートラつきSDX日本盤なんてなくなっちゃうことでしょう。
 だからこそ日本盤SDXの健闘を祈っております!
 

輸入盤日本仕様(一部日本盤)

 


 

山羊の頭のスープ[1CD] ← 2750@amazon.jp
  オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
  12ページ・ブックレット
  <日本盤のみ>英文解説翻訳(一部抜粋)/歌詞対訳付
 


 

山羊の頭のスープ[1LP] ← 4180@amazon.jp
  オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
  アビイ・ロード・スタジオのマイルズ・ショーウェルによるハーフ・スピード・マスタリング
  180gブラック・ヴィニール インナースリーヴ付
 


 

山羊の頭のスープ[2CD] ← 3960@amazon.jp
  CD1:オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
  CD2:3曲の未発表トラックを含むレア&オルタナティヴ・ミックス(全10曲)(ボートラはなし)
  デジパック仕様  20ページ・ブックレット   <日本盤のみ>英文解説翻訳(一部抜粋)/歌詞対訳付
 
 


 

山羊の頭のスープ[2LP DX] ← 5500@amazon.jp
  LP1:オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
  LP2:3曲の未発表トラックを含むレアリティーズ&オルタナティヴ・ミックス(全10曲)(ボートラはなし)
  アビイ・ロード・スタジオのマイルズ・ショーウェルによるハーフ・スピード・マスタリング
  2 x 180gブラック・ヴィニール  2 xインナースリーヴ付  
 


 

山羊の頭のスープ[4LP SDX] ← 17380@amazon.jp
  LP1:オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
  LP2:3曲の未発表トラックを含むレア&オルタナティヴ・ミックス(全10曲)
  LP3&LP4:『ブリュッセル・アフェア』1973年10月収録のライヴ音源
  アビイ・ロード・スタジオのマイルズ・ショーウェルによるハーフ・スピード・マスタリング
  4 x 180gブラック・ヴィニール  4 xインナースリーヴ付
 
 


 

山羊の頭のスープ[3SHM-CD+Blu-ray][+2 JP only bonus tracks] ← 19800@amazon.jp
  
日本盤のみ2曲のボーナス・トラック収録!!
  CD1:オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
  CD2:3曲の未発表トラックを含むレア&オルタナティヴ・ミックス(全12曲)
  CD3:『ブリュッセル・アフェア』1973年10月収録のライヴ音源
  ブルーレイ: 【音源】オリジナル・アルバム
                      ドルビーアトモス
                      96kHz/24bitハイレゾ・ステレオ
                      96kHz/24bitDTS-HDマスター・オーディオ5.1
                   【映像】オリジナル・ビデオ
                      「ダンシング・ウィズ・ミスターD」 「悲しみのアンジー」 「シルヴァー・トレイン」
輸入国内仕様/完全生産限定盤  120ページ豪華ブックレット付
 
 


 

山羊の頭のスープ[2LP SP] ← 6050@universal store限定
  
LP1:オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
  LP2:3曲の未発表トラックを含むレア&オルタナティヴ・ミックス(全10曲)
  アビイ・ロード・スタジオのマイルズ・ショーウェルによるハーフ・スピード・マスタリング
  直輸入仕様/限定盤
  2 x 180gクリア・ヴィニール  2 xインナースリーヴ付
  <日本盤のみ>英文解説翻訳(一部抜粋)/歌詞対訳付
 


 

山羊の頭のスープ[1CT] ← 1650@universal store限定
  オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
 

 

輸入盤

 


 

GOATS HEAD SOUP[2LP DX] ← 4007@amazon.jp
  LP1:オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
  LP2:3曲の未発表トラックを含むレアリティーズ&オルタナティヴ・ミックス(全10曲)(ボートラはなし)
  アビイ・ロード・スタジオのマイルズ・ショーウェルによるハーフ・スピード・マスタリング
  2 x 180gブラック・ヴィニール  2 xインナースリーヴ付  
 


 

GOATS HEAD SOUP[4LP SDX] ← 13059@amazon.jp
  LP1:オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
  LP2:3曲の未発表トラックを含むレア&オルタナティヴ・ミックス(全10曲)
  LP3&LP4:『ブリュッセル・アフェア』1973年10月収録のライヴ音源
  アビイ・ロード・スタジオのマイルズ・ショーウェルによるハーフ・スピード・マスタリング
  4 x 180gブラック・ヴィニール  4 xインナースリーヴ付
 

 


 

GOATS HEAD SOUP[3CD+BD] ← 15545@amazon.jp
  CD1:オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス
  CD2:3曲の未発表トラックを含むレア&オルタナティヴ・ミックス(全12曲)
  CD3:『ブリュッセル・アフェア』1973年10月収録のライヴ音源
  ブルーレイ: 【音源】オリジナル・アルバム
                      ドルビーアトモス
                      96kHz/24bitハイレゾ・ステレオ
                      96kHz/24bitDTS-HDマスター・オーディオ5.1
                   【映像】オリジナル・ビデオ
                      「ダンシング・ウィズ・ミスターD」 「悲しみのアンジー」 「シルヴァー・トレイン」

 


 

 

Criss Cross のあれこれ!!- 2020/7/11

"Criss Cross"はブートでは4バージョンだったよな、と思ってホワイトブックを見たら5バージョンでした(笑)
代表盤はこんな感じ。

    Criss Cross I

ACETATES(MB CD 045) trk.2  /LONELY AT THE TOP(DAC-096)

    Criss Cross II

ACETATES(MB CD 045) trk.3

    Criss Cross III

FAST TALKING(VGP-237)

    Criss Cross IV

REEL TIME TRIP(Scorpio RTT-001)

    Criss Cross V

LONELY AT THE TOP(VGP-057)  /TRIDENT DEMOS(DAC-123)

このうち "Criss Cross V" がサンリオのアニメ映画『星のオルフェウス』に挿入予定だったテイクと言われています。

ところでCriss Crossが映画「Metamorphoses」から差し替えられた経緯について語られているインタビュー。
貴重なテイクがこんな理由で差し替えられていたとは(笑)  (thanks to ohkさん)
https://anime.eiga.com/news/column/aketagawa_oto/106696/

さて、ブートのバージョン違いはサックスやヴォーカルの違いが顕著ですが、今回の公式ミックスも、歌詞でもブートでは聴かれたRing to ringがなくなっていたり、ブートで聴かれたサックスがオフになってそこにミックのヴォーカルが入ってたり、聴き比べるとちょっとした違いが見つけられます。

それにしても今回蔵出しの"Criss Cross"、めちゃいいですね。
わたくしリリース翌日の通勤ではmora配信のハイレゾをリピートで聴きまくって、朝からご機嫌でした(笑)

さて、クレジットはこれまで言われていたのはこう。

Vocals : Mick Jagger
Rhythm Guitar : Keith Richardd
Lead Guitar : Mick Taylor
Bass : Bill Wyman
Drums : Charlie Watts
Sax : Bobby Keys
Keyboards : Nicky Hopkins
Percussion : Rebop, Pascal


一方、今回ハイレゾ配信されているe-onkyoでのクレジットはこう。
そっか、ビリー・プレストンですね。そしてビルのヴォーカルも入ってるかも(笑)
そしてミック・テイラーが、Composer Lyricistと。今回のリリース、もうちょいテイラーにスポットライトを当ててもいいのにと思ったり。
それよりなによりボビー・キーズが欠けていることに後で気がつきました。サックスしっかり入ってるんですけどねぇ。

The Rolling Stones [MainArtist]
Jimmy Miller [Producer]
Billy Preston [Keyboards]
Jim Keltner [Timbales]
Bill Wyman [Bass (Vocal)]
Charlie Watts [Drums]
Keith Richards [Guitar]
Keith Richards [ComposerLyricist]
Mick Jagger [Vocals]
Mick Taylor [Guitar]
Mick Taylor [ComposerLyricist]
Andy Johns [StudioPersonnel]
Andy Johns [Engineer]
Mick Jagger [ComposerLyricist] ← e-onkyoのクレジットではこっちだけ"Mick Jager"となってますが。
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602507425272/

そしてNicoのサイトより、スタジオデータ。
Recorded : 1972/11/25-30 & 12/6-21: Kingston, Jamaica, Dynamic Sounds Studios.
Mixing : 1973/5/28 onwards : London, Island Recording Studios. Mixing and overdubbing.

そしてこのPVの監督がDiana Kunst。
彼女のインスタには今回のプロジェクトの写真も。
そしてディレクターズカットを公開するわよとの宣言も(笑)
https://www.instagram.com/dianakunst/

出演女優はGuindilla Ontanaya。
どうも5年前からのプロジェクトだったような?(そういう意味ではないかもですが)
https://www.instagram.com/guindideguindilla/
 

で、今回発表された"Criss Cross"の歌詞はYouTubeから拾うと以下のとおり。
ブートと聴き比べるとなるほどと面白いです。

Criss Cross (aka "Criss Cross Man","Criss Cross Mind" and "Save Me")


Baby. Ooh!
Baby
Save me
Save me
Yeah, here come a woman
Givin' me a criss cross mind

Save me
Save me, oh
Yeah, here come a woman
Giving me a criss cross mind

Oh, I got a lotta knots in my hair
Oh, I can't seem to straighten out
Ah, I think I need a blood transfusion
Yeah, here come a lady
Giving me a criss cross mind

Darling
Save me
Darling
Oh, save me
Touch me
Kiss me
Lip to lip
Fingertip
Tip to tip
Skin to skin
Tongue to tongue
Touch me, baby
Thigh to thigh
Tooth to tooth
Back to back, back to front,
hip to hip, toe to toe
Touch me, baby
Yeah, Yeah
Yeah, here come a woman
Giving me a criss cross mind

Yeah, mama walkin' around in the rain
Yeah, she want you every night
And think I need a blood transfusion
Yeah here come a woman
Givin' me a criss cross mind

Darling, oh
Save me
Darling
Save me
Baby
Baby, oh
Save me
Oh
Save me
And save me
Save me
One more time, man
Baby
Save me
Save me
Oh
Baby
Baby
Save me
Cheek to cheek
Tounge to tounge
...
Darling

 

 

GOATS HEAD SOUP DX 発表 & Criss Cross 先行公開!!- 2020/7/9

7/9 22:00以降、続々インフォ降臨!
というかIORRにはその前からチラホラインフォが載ってましたが(笑)

このトレーラー、ちゃんと見てみると興味深い。
0:31から "Scarlet" らしき音と、これはなんだ?という73欧州ツアーからの映像がちらっと。

そして "Criss Cross"が先行公開!
いままでのブートとは格段に違う音質と、これまでのブートで聴かれたものとはちょっとミックスも違うぞ!
ハイレゾ配信もスタート!

mora
https://mora.jp/package/43000006/00602507425272/

e-onkyo
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602507425272/ 


 

●ローリング・ストーンズGOATS HEAD SOUP / 山羊の頭のスープ豪華ボックスなどで新装発売。
 ジミー・ペイジ参加の未発表曲も収録

全英5位、全米1位をマークした「Angie / 悲しみのアンジー」をフィーチャーし、全英、全米ともに1位に輝いたザ・ローリング・ストーンズの『GOATS HEAD SOUP / 山羊の頭のスープ』が、マルチ・フォーマットで2020年9月4日に新装リリースされることが発表となった。

本編の最新(2020年)ミックスを収めたスタンダードCDと1LPを軸に「Scarlet (with Jimmy Page)」、「All The Rage」、「Criss Cross」という完全未発表曲をはじめ貴重なデモやオルタネイト・ミックスを纏めたディスクがついた2CDデラックス・エディションが登場。

未発表トラックから最初に解禁されたのは「Criss Cross」で、ストリーミングとダウンロード・サービスを含むアルバムの事前予約でも試聴が可能となっている。

さらには本編およびレア・トラック集からなる2枚のCDと超豪華限定ボックスか映像とのバンドル作品でしか手に入らなかった1973年のライヴ作品『The Brussels Affair』CD、ハイレゾ対応の5.1サラウンド音源や「Dancing With Mr D」、「Silver Train」、「Angie」のプロモーション・ヴィデオ映像をコンパイルしたBlu-ray、「NME」や「Q」の編集者として知られるイアン・マッキャンをはじめニック・ケント、ダリル・イースリーらの原稿と貴重な資料(ジャマイカでのレコーディング時に日本の取材班が訪れた際の記事も含まれている)が満載の120頁に及ぶ豪華本、1973年のツアー・ポスターのレプリカなどを同梱した3CD+Blu-rayのスーパー・デラックス・ボックスおよび4LPスーパー・デラックス・ボックスも発売となる。

また、3CD+Blu-rayのスーパー・デラックス・ボックスの日本盤にのみ、2曲のボーナス・トラックが収録される。

https://www.udiscovermusic.jp/new-releases/the-rolling-stones-goats-head-soup-2020

 

●1973年発表の名盤が初のマルチ・フォーマット発売
●全英5位、全米1位をマークした「悲しみのアンジー」をフィーチャーし、全英、全米ともに1位に輝いた
  ザ・ローリング・ストーンズの
GOATS HEAD SOUP / 山羊の頭のスープが、マルチ・フォーマットで新装リリース!
●絶頂期にあったストーンズが生み出した不屈の名盤が、新たなレシピによっていま再び強く輝き出す。

CD1:
 オリジナル・セッション・ファイルからの2020年ニュー・ステレオ・ミックス

CD2:
 3曲の未発表トラックを含むレア&オルタナティヴ・ミックス(全12曲)

CD3:
 『ブリュッセル・アフェア』1973年10月収録のライヴ音源

ブルーレイ:
 【音源】オリジナル・アルバム ドルビーアトモス // 96kHz/24bitのハイレゾ・ステレオ // 
96kHz/24bitのDTS-HDマスター・オーディオ5.1
 【映像】オリジナル・ビデオ 「ダンシング・ウィズ・ミスターD」 「悲しみのアンジー」 「シルヴァー・トレイン」

CD 1 - 2020 Stereo Mix
01. Dancing With Mr D
02. 100 Years Ago
03. Coming Down Again
04. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
05. Angie
06. Silver Train
07. Hide Your Love
08. Winter
09. Can You Hear The Music
10. Star Star

CD 2 - Rarities & Alternative Mixes
01. Scarlet
02. All The Rage
03. Criss Cross
04. 100 Years Ago (Piano Demo)
05. Dancing With Mr D (Instrumental)
06. Heartbreaker (Instrumental)
07. Hide Your Love (Alternative Mix)
08. Dancing With Mr D (Glyn Johns 1973 Mix)
09. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker) (Glyn Johns 1973 Mix)
10. Silver Train (Glyn Johns 1973 Mix)
11. 100 Years Ago (Glyn Johns 1973 Mix) - Japan Exclusive bonus track
12. Can You Hear The Music (Glyn Johns 1973 Mix) - Japan Exclusive bonus track

CD 3 -‘Brussels Affair Live 1973’
01. Brown Sugar
02. Gimme Shelter
03. Happy
04. Tumbling Dice
05. Star Star
06. Dancing With Mr D
07. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
08. Angie
09. You Can’t Always Get What You Want
10. Midnight Rambler
11. Honky Tonk Women
12. All Down The Line
13. Rip This Joint
14. Jumpin’ Jack Flash
15. Street Fighting Man

BLU-RAY - Dolby Atmos, 96kHz/24 bit high resolution stereo, and 96 kHz/24 bit DTS-HD Master Audio 5.1
1, Dancing With Mr D
2, 100 Years Ago
3, Coming Down Again
4, Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
5, Angie
6, Silver Train
7, Hide Your Love
8, Winter
9, Can You Hear The Music
10, Star Star
+ Original Videos: Dancing With Mr D, Silver Train & Angie

 https://store.universal-music.co.jp/artist/rolling-stones/

 

 

あの Criss Cross のレーラー!- 2020/7/8

"Living In A Ghost Town"のシングルが6/26と7/3にリリースされ、次はAtlantic Cityかなと思っていた矢先の7/8、唐突にトレーラーが登場!

Givin’ me a x CRISS CROSS x mind ... tomorrow 2pm BST / 6am PST.
Video directed by Diana Kunst

と!これはあの"Criss Cross"、またの名を"Criss Cross Man" "Save Me"で知られるあの曲の歌詞ではないか! 


https://twitter.com/RollingStones/status/1280862012722077697

そしてその3時間後、日本時間の夜中2時、料理中だよと山羊とスープのアイコンまで(笑)
そして右下の文字をよーく見ると、Jimmy Pageが参加したという、まさに幻の曲 "Scarlet" の文字が!!

 
https://twitter.com/RollingStones/status/1280910198216036352

 

さらに日本時間の朝4時過ぎにはYouTubeにも Criss Cross のトレーラーが!

こりゃいよいよGOATS HEAD SOUPDXの発表に違いない!!

日本時間の今夜22時に発表だ!と、わたくし早朝4時からからワクワクしておりました(笑)

 

 

Goats Head Soupデラックス登場か? - 2020/2/6

2020/2/6、No Filter 2020のツアー日程が発表!

そのトレーラー映像のBGMは"Silver Train"が。
ほほー!と思いつつ、今回はどこに行こう?とか興奮してたら、ツアー発表とチケット販売を伝えるiHeartMediaのラジオ局WAXQ (104.3 FM) のJim Kerrによるキースとミックへのインタビューで、キースが遂にアルコールに次いで禁煙という発言に続いて、ミックの発言がこう伝えられた。

Jagger says he working on songs for the new Stones album, wrapping up a reissue of the band's 1973 album Goats Head Soup

https://q1043.iheart.com/content/2020-02-06-keith-richards-finally-quit-smoking-ahead-of-new-rolling-stones-us-tour/


Goats Head Soupのリイシュー作業を終えたですと??


わたし大阪ファニーメイでもいつもリクエストするのはこのアルバム。
それくらい妙に好きなんです。
それが遂に出るのか!と喜ぶも、その後ツアーは新型コロナウィルスの影響で延期となり、新曲"Living In A Ghost Town"が発表。

こりゃリイシューも延期かな?と思いつつ、ストーンズ・レーベル時代の作品の180gハーフスピードマスタリングアナログ単品リリースのラインナップに"GOATS HEAD SOUP"だけがないことから、やはりデラックスがリリースされるに違いないという確信に変わっていたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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