LIVE AT THE HOLLYWOOD PALLADIUM / KEITH RICHARDS & THE X-PENSIVE WINOS |
"LIVE AT THE
HOLLYWOOD PALLADIUM DECEMBER 15, 1988"
VIRGIN RECORDS released in 1991 |
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改めて紹介するまでもなく、キースの 1st ソロリリース後の 1988/12/15 のライブを収録し、ジェーン・ローズの大プッシュにより1991/12/10にUS、1992/2/24にUKでオフィシャル・リリースされたライブ盤。いやぁ〜キースのソロなんてついこの前のような気もしますが、もう20年前なんですね!
さて、そのジェーン・ローズによるオフィシャル化への大プッシュ、これはそもそもSBD音源が流出してブートになっていることにメンバーが気づいたからで、ブックレットにはその旨が記載されていたりします。そうしてライブから3年近くを経てリリースされたオフィシャルでは、カセットテープにCDにビデオにLD、そしてCD+ビデオBOX(2種類)、後にDVDもリリースされており、うちにもいくつあるのやら〜と思ったら、カセットは持ってなかったっす(笑)
↓CD帯の売り文句に注目(笑)
そんな愛着のある作品にアナログがあったとは!!
このアナログ盤については、ストーンズ・オフィシャル・カメラマンのあの有賀幹夫氏が、2007年2月号のレコードコレクターズの
「私の収穫2006」 コーナーに寄稿されて初めてその存在が世に知れ渡ったのではと思います。いろんな文献やサイトを見ても取り上げているところは他にないような。(thanks
to kazuさん&酔人婆爺さん)
そんなメガレア盤ですが、2008年12月13日、ある方からの情報でゲットしてしまいました!!
ライブから20年、そしてキースの65歳の誕生日を目前にしてこんな盤をゲットできるとは!!ほんとうに感謝感謝です!!ありがとうございました!
そんなわけで遂にというか、ふいに対面したこのアナログ、ジャケや盤のどこにも
PROMO 表記はありませんが、ジャケの右上にシリアル番号と思われる数字がエンボス打刻されています。きっと一般リリースはされていないんだろうなと思われますが、どこにどれくらい流通したのかもよくわかりません。
盤やジャケには
Virgin
America Inc. とありますが、裏ジャケには "Distributed in the UK by Virgin Record Ltd. Marketed in
the UK by
Circa" と。有賀氏の寄稿によるとジャケには欧州各国版が存在するとか!そして盤のレーベルには
GEMA 表記と一部独語。よくわかりませんが、どうやら独プレスのような。
ジャケは
CD の緑色仕様ではなく、ぱっと見た目は LD などの映像と同じ小豆色仕様に見えますが、それよりはダークでほとんど茶色というか微妙な色。
わたしのデジカメ写真だとジャケに部屋の明かりが映り込んだりと、その色合いをうまく再現できていませんが。。
集合写真でのアナログのジャケの不思議な色がわかりますでしょうか〜?ちなみに裏ジャケは
LD とは全く違うデザインです。
そして盤はおそらく一度も聴かれてないんではないかという
MINT- 状態、ジャケも盤も内袋もピッカピカ!まぁお値段もピッカピカでしたけど(笑)
ドキドキしながら針を落とすと、まぎれもなくあの
Keith
Richards & The X-Pensive
Winos サウンドがぁ〜!!
CDにはない自然でいてクリアなアナログサウンドが鳴り響く!!
くぅ〜〜〜〜〜やっぱキースはアナログっすねぇ〜〜〜〜!!!
やっぱりこの頃のキースはいい!!もちろん高いワインがぶ飲みメンバーも最高!!!
このドラムがまた心地よいのなんのって!でも一発目のドラムは
Steve Jordan ではないんですね〜。わたしはすっかり忘れてましたが、聴いているとアレ?と。
そう、このバンドの演奏でちょっと変わっているのは、1曲目の
"Take It So Hard" と3曲目の "I Could Have Stood You Up"
でパートが交代するところ。ということで1曲目と3曲目のドラムは Charley Drayton。(クレジットは下に記載)。『TALK
IS CHEAP』 そのままですね。そして
"Make No Mistake" と "Time Is On My Side" には Sarah Dash も参加!!
あぁ〜このライブを生で見てみたかったです!!キース、まだがっつり弾いてるし!(笑)
アナログでは収録時間の関係で、CDではラストに収録されていた "Rockawhile" がカットされていますが、すっぱりと "Connection" で終わるのもいい!ちなみに "Connection" で終わるのはオフィシャル映像と同じなんですね。掲示板に投稿後に私信で教えていただき気づきました!
ちなみにライナーによると、この Hollywood Palladium とは、キースがチャック・ベリーのステージに上がろうとしたら拒否されたといういわくつきの場所らしく、どうやらそれは1972年のことで当時は Sunset Strip 劇場だったそうな。
それにしてもこんな盤を手に出来たとはと、いまだ猛烈に感動しております!!
情報を頂かなければこの目で見ることもなかったであろう盤、本当にありがとうございました!
Keith Richards |
Guitar, Lead Vocals |
Waddy Wachtel |
Guitar, Backing Vocals |
Ivan Neville |
Keyboards, Backing Vocals, Guitar on "Happy", Bass on "I Could Have Stood You Up" |
Charley Drayton |
Bass, Backing Vocals, Drums on "Take It So Hard" & "I Could Have Stood You Up" |
Steve Jordan |
Drums, Backing Vocals, Bass on "Take It So Hard", Keyboards on "I Could Have Stood You Up" |
Bobby Keys |
Saxophone |
Sarah Dash |
Backing Vocals, Lead Vocals on "Time Is On My Side" and partly on "Make No Mistake", Percussion |
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