Studio Albums Vinyl Collection 1971-2016

 

マスターとマスタリング - 2018/7/4

↓の6/23の開封の儀のとこで紹介した記事、とても面白いです。
(再掲)
●エンジニアが語る、ローリング・ストーンズの巨大アナログ盤ボックスセット完成の内幕
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/28545

(原文)
How the Rolling Stones' Massive New Vinyl Box Came Together
https://www.rollingstone.com/music/music-features/how-the-rolling-stones-massive-new-vinyl-box-came-together-627702/

---------------------------

ここで、そのHDDに入ったマスターとは?DSDとPCM?それともWaveとAiff?と掲示板でも話題になりましが、別のサイトに答えが載っていました。

Miles Showellからサイトの筆者へのメールによると、ストーンズサイドから提供を受けたHDDに入っていたマスターは、DSDと24/192 PCM(一部は24/176.4)だったと。
そしてマスターに選んだのは大体はDSDの方だったけど全部がそういうわけでもなかったと。

●Righting a Rolling Stones Catalogue Wrong
"While I was not granted access to the original master tapes (some of which are getting pretty worn and should be used as little as possible to prevent further damage) I was loaned an archive hard disk by the management.

On this disk were two separate sets of high resolution flat transfers from the master tapes for each album where the source was analogue tape (two or three of the later albums are digital recordings and these were digitally dubbed at their original sample rate to the hard disk).

The two archive transfers were DSD and also 24 bit 192 kHz PCM (a few were 24 bit 176.4 kHz).

"I was told to listen to both and choose whichever one I felt was the best to use. In most cases the DSD transfer won, but not always. Once I had chosen, I was given free range to just  "do my thing" which was remarkable freedom.
I had no instructions from the band's management or from Universal other than to do it as well as I could.

https://www.analogplanet.com/content/righting-rolling-stones-catalogue-wrong-new-rolling-stones-studio-album-collection-1971-2016

 

 

Mixed Emotionsが! - 2018/6/23

『STEEL WHEELS』を聴いてみるとあら?と違和感が。

"Mixed Emotions"のイントロに今までなかったキーボード?

と思ってIORRとかSteve Hoffmanのとこ見てみると、今までなかったオルガンがととっくに話題になってました(笑)

これ初登場バージョンだと思いますが、このアナログだけちょいと違うバージョンの登場です(笑)

マニアの皆さん、えらいことです(笑)

 

そしてその"Mixed Emotions"事件により、DLカードがついてるのでダウンロードしてみると、これまたあら?
WAVファイルだけどアルバムによってビットレートがバラバラ(笑)

1411kbps : Sticky、Exile、Black&Blue、Undercover、Steel Wheels、Bridges To Babylon、A Bigger Bang
2116kbps : Goats Head Soup、IORR、Some Girls、Emotional Rescue、Tattoo You、Dirty Work、Voodoo、
4233kbps : Blue & Lonesome

1411kbpsとはCDと同じ 16bit/44.1kHz ですね。
2116kbpsのは 24bit/44.1kHz ってことですね、、、まぁハイレゾといえばハイレゾですが。
4233kbpsは 24bit/88.2kHz、これは正真正銘ハイレゾですね。

オフィシャルサイトのストアの商品には
"includes a download card for HD digital redemption of the catalogue"
と書いてるのに〜。まぁMP3じゃないだけマシですが、1411とか2116はないわぁ〜。

しかもこれ、どうも今回のアナログのマスターとは違うっぽい。
ダウンロードした"Mixed Emotions"は普通のバージョンでした(笑)

そしてIORRメンバーの分析によると、以前のCDやLP Boxでのダウンロード音源と同じようだと。
今回のマスターとは違う音源ってのはいかんですよね。

ちなみにダウンロードサイトは2つあるので念のため両方からダウンロードしてみましたが、やっぱりどっちも同じ。
うっかり間違いってやつで近いうちに更新されるかもなので、また今度ダウンロードしてみます。 

 

開封の儀 - 2018/6/23

どこから買うかいろいろありましたが、結局amazonUKから購入したボックスが6/21(木)に到着。

外箱の中にぴったりBoxが収まってるのかなと思ってたら、ちゃんとBoxのコーナーには緩衝材も入っていて、Boxが外箱と直接接触しているところはなく、輸送ダメージもない模様。

   


そしてミックのような雑な扱いはせず6/23(土)に丁寧に開封(笑)

   

このデカさ、重さ、なかなかの存在感であります。

ちなみに『IT'S ONLY ROCK'N ROLL』の"Time Waits For No One"はエンディングのリムショットが長いバージョン。
となるとSACDと同じで、"Luxury"はロング・バージョンで、"Fingerprint File"は正常ピッチバージョンかと思ったら、そこはオリジナルに近い速度。
 「オリジナル・マスターテープ」からの音源ということでしたが、やはり基本はSHM-SACDと同じマスターってことでしょうね。

ではなぜ"Fingerprint File"は違うのか?
その答えは↓ここに!!

------------------------
●エンジニアが語る、ローリング・ストーンズの巨大アナログ盤ボックスセット完成の内幕
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/28545/3/1/1

(↓抜粋)
オリジナルのマスターテープは1本もなかったよ。バンドのマネージメントが2〜3年前に音源をすべてデジタルでアーカイブしたから、彼らからハードドライヴを借りた。
彼らは「これを24時間だけ貸し出すから、必要なものを全部ダウンロードしてから返してくれ」と言ってきた。
そこにはハイレゾ音源がいくつもあって、そのほとんどがアナログテープが元音源のハイレゾ音源だった。
彼らは「自分が作業しやすいと思うものを選んでくれ」って言ってくれたよ。

僕としてはテープが手に入ると嬉しかったけど、古いアナログテープはかなり繊細で、特に70年代後半から80年代前半のテープはあまり質が良くないから脆いんだよ。
60年代のテープは丈夫でそれほど劣化していないけど、70年代と80年代のテープは非常に劣化しやすい。
だから、今ではそういった古いテープを再生するのは良くないと考えられている。再生したらテープが劣化しちゃうからね。
それに『ブラック・アンド・ブルー』のオリジナルテープをダメした犯人にはなりたくないもの(笑)。
そんな心配をしながら作業するのも嫌だよ。
もし彼らが貸してくれたハードドライヴに入っていたのが使えない音源だったら、きっと「これじゃダメだ、ハイクオリティなボックスセットにしたかったら、テープを再生してみて、もっと良いデジタル音源を作れるか試すのが先だ」と彼らに言ったはずさ。
でも、彼らが提供してくれたハイレゾ音源はほとんどがとても良い状態だった。だから、喜んでそれを元に作業を進めたよ。

―作業中に驚いたことはありましたか?

非常にトリッキーな曲は「Fingerprint File」だった。これは『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』収録のB面の最後の曲。
手元にあった(デジタル・ファイルの)音源とオリジナルのレコードを比較したとき、「うーん、ここの速度が違うぞ」と思った。
そこで、かなり綿密なリサーチを行って発見したことが、世に出ているこの曲の全バージョンの速度が間違っていることだった。
そこで、マネージメントに連絡して「これはどうしてなんだ?」と理由を確認したら、彼らの返事は「間違いじゃない。マスターテープ通りだ。きっとオリジナルのセッションでバンドが速度を変えたんだと思う」だったのさ。
それを聞いて、僕は「わかった、オリジナル・アルバムを再現する作業だから、速度はこのままにしておくよ」と答えたよ。

―つまり、その曲のオリジナルの録音物の速度が当時のマスタリングの最中にスピードアップされたということですか?

うん、そう、マスタリング・セッション中に決定されたようだね。(オリジナル音源の)デジタル音源をアルバムのバージョンと比較してみたら、位相が一致しなかったし、本当にひどかった。基本的には位相が一致しない音楽をカットすることは不可能だ。つまり、片方のスピーカーの情報がもう一方のスピーカーの情報とずれていると音楽として成り立たない。
オリジナル音源のマスタリング・エンジニアは、レコードにプレスするために大きなモノラル・サウンドにするしかなかったのか、(周波数レンジが)かなりナローなステレオだったのか……そうしないと適切にカットできなかったわけだ。
だから、デジテル・フィルタリングを少し使って、40年前にできたらよかったと思うエレガントさを加えてみた。
これは大きなチャレンジだったと思う。
だってオリジナルのLPと比較して気付いたわけで、もしオリジナルじゃなくて後期の再プレス・レコードを提供されていたら、きっと気付かなかったと思う。マネージメントがオリジナルのLPを貸してくれてラッキーだったよ。

―作業中にストーンズから何かリクエストはありましたか?

ありがたいことに、彼らはこのプロジェクトを僕に一任してくれた。実は、それが信じられなかった。彼らは「これが音楽だ。これがオリジナルのレコードだ。これで頼んだぞ」って。それだけ。それ以降、何も言われなかったし、プロジェクトの終わりまで何も言われなかった。つまり、去年(2017年)の年末にプレス工場からテストプレスが届くまで僕任せだったってこと。
------------------------

てなわけですがこのアナログ、やっぱ音いい!低音もしっかり鳴って中高域も素晴らしい!!・・・値段以外は(笑)  

そして一枚一枚に折り返しつきの外袋もついてて、レコードも綺麗な内袋に収納されているという、意外に綺麗なつくり。
でもジャケットやインサートとかはちょっとコピー感が漂ってるのもあります(笑)
日本製だったならもっと丁寧なつくりでしょうが。、 

レーベルもちゃんと再現。RichardsではなくRichardです。でも円周文字はもうちょい外側に配置できなかったのか(笑)

 

 

ミック、扱い雑過ぎ(笑) - 2018/6/16

Unboxingビデオが公開・・・ミック、もうちょっと丁寧に扱ってください(笑)


 

 

不幸の手紙 - 2018/6/2

がびーん!
Collector's Choise Musicから不幸の報せが!

まだ予約受け付けてるのにOut Of Stockだとぉ〜?
最初の17%オフで受け付けるつもりがないのか、、、
それとも当時の安さに予約殺到してさばけなくなったのか。。。

今から他のところで買うには結構高いところだらけで、面倒なことになりましたが、まぁしょうがないですね。
とはいえなんでやねんと問い合わせの返信は速攻返しましたが。

これでGN'Rのもキャンセル来たらCollector's Choise Music、二度と使いません。
同じ目に合われた方、すみませんでした。

追伸)
返事がきましたが、最初の値段設定の間違いということらしい(笑)
こりゃガンズも危ないかも。


アマゾンの逆襲 - 2018/4/29

アマゾンには4月28日に価格が付き、61,430円とやはり高めからのスタートでした。

が!その日の深夜1時半(4月29日)には、55,957円と、一気に下げてきました!

海外ストアへのオーダーは不安という方にはアマゾンがおすすめかと!

『Studio Albums Vinyl Collection 1971-2016』[Analog][Import] ← \55,957@amazon.jp

追伸)
4月30日にはまたもや6万越え!60,965円!その後は59,549円、どうなるアマゾン?
まだ変動するでしょうし4月29日の55,957円が底値で終わるかどうかはまだまだわかりませんが、
価格動向が気になる方は注文後の最低価格保証がついてますし、早めにポチっておくのが正解かと。
アマゾンは直前までキャンセルも出来ますし。


気になるお値段の動向は - 2018/4/28

ストーンズのオフィシャルストアでは450ドルですが、日本ユニバーサルは69,120円

そりゃ高いわと世界各地のAmazonをみると、Amazon UKで312.70ポンド、Amazon Canadaではその後値上がりしてしまいましたが、4/26朝時点では一番速いデリバリーでも494.69カナダドル(42,137円)、Amazon USでは最初180ドルという間違い価格だったようですが、その後は413ドルあたり。

その後、4/28になって日本のアマゾンにも登場しましたが、61,430円と高め。

『Studio Albums Vinyl Collection 1971-2016』[Analog][Import] ← \61,430@amazon.jp


ということでわたしは4/26朝にアマゾンカナダに注文しましたが、Steve Hoffmanのサイトでもっと安いところを発見。

Collectors' Choice MUSIC
https://www.ccmusic.com/
https://www.ccmusic.com/studio-albums-vinyl-collection-1971-2016/602557974867

Steve Hoffmanのサイトで話題になってるのでちゃんとしたお店だと思いますが、こちら商品価格が17%オフで374.31ドルと最初から安め。
さらに購入時に20%オフのPromo Code "ELVIS20" を入力すると商品代金が74.86ドルオフ!
送料は50.95ドルもかかりますが、合計350.40ドルとなり、38,200円ほどで買えます。
なお、US/CANADAのダウンロードカードは欧州のようなハイレゾ?ではないのかもしれませんが。
(追記:最初の17%オフキャンペーンはもう終わったようです)

ということで、アマゾンカナダへの注文はキャンセルして乗り換えました!



Vinyl Box - 2018/4/25

日本時間で4月25日の朝1時に突然映像が現れたわけですが、その同日の夜、あっけなく種明かし(笑)

なんだか日本での発表はフライングっぽかったですが、はい、やはりアナログLP Boxでした。
種明かしまでもうちょっと引っ張って欲しかった〜ん。

    そして気になるお値段、日本ユニバーサルでは69,120円!!
    何のボーナスもなしにこの値段とは強気な!!

正直なところ、「なんだよやっぱりまたLP Boxか」と思ったんですが、リマスタリング&アビイロード・スタジオでのハーフ・スピード・カッティングで180g重量盤とな。
2016年に単発リリースされた『EXILE ON MAIN St』のアビイロード・ハーフスピードマスタリングは、かなりいい音でしたので、これは期待できるかもです。

また、『STICKY FINGERS』のジッパーや『SOME GIRLS』の特殊ダイカット・ジャケットも再現されているとのことですが、ならず者の絵葉書、エモレスのポスター、さらにはどうもアンダーカバーのFC案内まで入ってそう。

でも『BLACK AND BLUE』のレーベルはカスタムではなくイエローなんですね。
まぁ先にリリースされたのはイエローっぽいですけど。
と思ったらこのページの最上部にも貼ってるデジタル加工画像ではその『BLACK AND BLUE』のレーベルはズレてて、なんだか作り損ねみたい(笑)


  ・『スティッキー・フィンガーズ』(1971)から『ブルー&ロンサム』(2016)まで15枚のスタジオ・アルバムを収録
  ・オリジナル・マスター・テープからの音源
  ・リマスタリング&アビイ・ロード・スタジオでのハーフ・スピード・カッティング
  ・180g重量盤ヴィニール
  ・ナンバリング入り、オリジナル・パッケージを忠実に再現した完全生産限定盤
  ・ダウンロード・カード付

https://www.universal-music.co.jp/rolling-stones/products/579-7486/

↓の開封映像、最初は不具合があって、なぜか『DIRTY WORK』のジャケがサイン付き。
すぐに削除され、4時間ほど経ってこの新たなバージョンが公開されたのであります(笑)

これが最初のバージョンの間違いジャケが載った映像のスクリーン・ショット。
『DIRTY WORK』にサインが(笑)


追伸)
その後、アビイロード・ハーフスピード盤を聴き比べしてみました。
『EXILE ON MAIN ST.』のUKオリジナル・アナログ、USオリジナル・アナログ、デジタルでは最高峰のSHM-SACD、そしてアビイロード・ハーフスピード盤。

すると、、、オリジナル盤を超えるまでの鮮烈さは感じませんでしたが、やっぱりいい音なんですよねー!
この『アビイロードのならず者』、うちのハードのせいもあるんでしょうが、SACDよりも低音がしっかりちゃんと鳴ってる感じでマジでいい

(↓写真に写ってる盤はアビイロードのじゃありませんが、手前右の白っぽいジャケのがアビイロードのならず者)

 
 


6月15日??? - 2018/4/25


4月25日、日本時間の深夜1:15に突然現れた謎の映像。

6月15日に何かが、、、冒頭にアナログノイズ、そしてベロが15個描かれていることから、、、
ストーンズ・レーベル時代の15作品のLP Boxなのか??

でもそんなLP Boxじゃなくて、新曲15曲の7インチBOXといったふざけたボックスならいいのにな〜
なんて妄想してると、気になって映像アップに気がついた朝の4時から眠れなくなりました(笑)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Back to Home

 

 

inserted by FC2 system