episode 10 - 2

 

過酷なローマ公演!- 2014/06/22

2014/6/22、ついにローマ公演当日である。

episode10-1から丁寧に読んでくださる方には、お待たせしました!!
が、これはライヴレポートではなくライヴ参戦記。ここからも長いことを肝に銘じてくださいませ(笑)

あと文体が急に変わったりしますが、気にせずお読みください(笑)

さてこのローマの旅、満喫してるように見えて実は前日までのホテル前の出待ちなど、ストレスも抱えているのであ〜る。しかも開場が9時からという恐怖をずっと抱えていたのだ(笑)
そして最近は海外でもスタジアムではめっきり少なくなってきた座席の決まっていないスタンディングピット、なんとか最前列でという思い!

そんなわけで目覚ましよりめちゃ早く、朝の4時過ぎに目が覚める。
ホテルの朝食もこんな時間にはやってないからと、まずは朝食を駅前のマックに。店内はワイルドな若者で溢れかえり怖かったりしたけど、なんとか買えた(笑)

いったんホテルに戻り、朝食を食べて薬を飲んで、身支度をしていざ出陣!!!
前日のリサーチのとおり、駅のコンコースの中のお店は開店が早く、そこで昼食用のサンドイッチなどを買い込み、6時半、駅前からタクシーに乗ってチルコ・マッシモへ!!

このタクシーの運転手さん、「今日はストーンズのコンサートで道路規制があるから遠回りになって固定金額だけどいいか?」 と。
こっちには選択の余地はないので OK と応える。

そして着いたのはチルコ・マッシモの南東の角。われわれのチケットの集合場所は北西の真実の口付近なのだ。
運ちゃんに「ここじゃなくてアッチ!」 と地図を見せて何度も言うが、「アッチは今日は入れないんだよ」 と、われわれの話しにまったく耳を貸さず、
挙句にあそこに人が並んでるのが見えないのか!といった挑発的な仕草までされる。

「くっそー、なめられたもんだぜ」と毒づきながら、こんなところで喧嘩にでもなって何かあったら元も子もないと、しょうがないからそこで降りる(爆) 

 

朝の7時、タクシーから降ろされた一般チケットの入場口にはもう200人くらいも並んでる!しかも地下鉄の出口からはそのゲートに向かう若者が続々。
こりゃヤヴぁい。VIP の集合場所にももう列が出来ているに違いない!

会場の周りは確かに道路規制がされていて、われわれのチケットの集合場所にはどうやって行けばいいのかと警察官に尋ねてみる。
するとわれわれの集合場所までは距離にして2km弱か?(マップの青線ルート)。
だがそれはそれは過酷な移動であった。途中小高い坂になっているうえに、われわれの荷物はめっちゃ重かったのだ。

iPadやポケットWiFi用の予備バッテリー、昔から使ってるメッセージボードが2枚、おまけに日傘、扇子2つ、日除けの帽子2つ、冷えピタ、汗拭きシート、冷却スプレー、着替えのTシャツ、
ウィダーインゼリー6袋、塩飴、おまけに日本のダイソーで買って持参した秘密兵器のブルーシート2枚などなどのこれでもかという避暑グッズ類、そして朝買った昼食、
さらには昨晩買いこんだ1.5Lの水のペットボトルが6本!!!   これが重いの何の!!(そりゃそーだ!)

だけどまじで脱水症状になるのが怖いくらい暑いのだ。

ということで荷物が超重いけど、早く行かねば!と、ひーひー言いながら早歩きで頑張る(笑)

腕が千切れそうになりながら、えっちらおっちら2人で頑張って運び、さらにはこんな遠回りしてられないと、通行止め規制で入れなかった会場横の道路への侵入を試みる(マップの赤線ルート)。
規制エリアの入り口の警備員はどうやら 「ここはだめだよー」 と言ってるようだが、こちとらイタリア語はワカラネー。
VIPチケットを見せてタクシーに途中で降ろされてとか言いつつ、強引に規制内に入って集合場所に突入する。これで小高い丘登りも避け、500mくらいショートカットに成功。
いやでもほんっと必死だったのだ。

やっとの思いで到着したのは7:30。

するとやはりすでに前に6人並んでいる。
こりゃ最前列に行っても中央から7人目かぁ〜とヘコむ。聞けばすぐ前の人は10分ほど前に来たようで、最初から真実の口でタクシーを降りてりゃよかったのに!と。
そう、会場の西側の道は規制などなく、ガンガン車が走ってたのだ!

まぁ悔やんでも仕方ない。9時開場予定でこの時間で7番目ならいいほうか。一般チケットの方はものすごい行列だったし。
でも7番目なら中央から7人目の最前列をとるか、花道脇をとるかで悩みつつ、前に並んでたイギリス人の女性や、次に来た、ドイツから連戦しているというウィーンからの白い妖精のような女性と話しをしながら、ユッキーの到着を待つ。ちなみにそのウィーンの妖精が見かけによらず抜け目ない魔性の妖精であることを知るのはまだ先のこと。

さて問題のユッキー、連絡を取るとどうやら寝坊したと。さすがはユッキー、大物である(笑)
「タクシーではチルコマッシモと言わない方がいい。閉鎖で遠くで降ろされる。真実の口と言ってね〜!」 とメッセージを送る。

そして後ろの妖精に、ここにもう一人もうすぐ来るから入れてねとお願いすると、一人ならいいわよ!とにっこり。
すると8:30頃だったかな?ユッキーも無事到着。タクシーの運転手さんに真実の口に行ってというのを、口を開けて手を入れる仕草で伝えたらしい(ナイス!笑)

さて、開場予告時間の9:00まであと少しだ!
んが、ここからが長かった!!!

       

9時を回っても Event Travel の人は来ない。日が昇り、温度がジリジリ上がり始める。後ろにも人の列が連なり始める。
でもこの頃は相方さんやユッキーと、どのセキュリティーがかっこいいとかくだらないことを話して盛り上がってたから、まだ気がまぎれてた。

するともう時間の記憶は定かではないけど、10時前だったか、ようやく Event Travel のスタッフが来て、
「みんなよく来てくれたね。でも今日の天気予報では気温はまだまだ上がるんだ。この暑い中、みんなの体調が心配だ。11時まではこの場から動かないから、トイレやカフェに行ってみんな涼んできてよ」と。

前にいたイギリス人女性は「つらかったので助かるわ。場所取っといてくれる?」と。
われわれはそんなスタッフの言葉を信じてなるものかと動くつもりはなかったので、どうぞどうぞと。
そう、episode9、50 & Counting ロンドンでの混乱が身にしみてるのだ(笑)
そしたら案の定である、その後10分かそこいらで列がもっと長くなってきたので、さらに前に列を移動するようにと。
そしてこの頃、それまで並んでいた列も全員が同じチケットではなく、2種類のチケットが同じ場所に集合していた事にようやく気がつく。
VIPチケットにも "Tongue Pit" と "GA Early Entry" の2種類あり、ここから左右2列に分けられる。

するとわたしより先に並んでいた人たちの半分は実は別の種類のチケット!
同じ種類のチケットでは3人目くらいか?
こりゃ一気に最前列中央寄りの夢が近付いた!

ところでチケットが高いほうの "Tongue Pit" が先に入れるんだよね?とセキュリティーに聞いても「知らない」と(笑)


そんなわけで2列体制 (正確には横に何人もの列が柵で仕切られ2つということ) になるも、
いままで前方にはいなかったイタリア人集団がぞろぞろフロントローを占めてきた。
いつの間に湧いて来たのだ??全然整然と仕切ってくれないじゃないか!とむかつくも、

When in Rome, do as the Romans do.  郷に入れば郷に従えだ!
こうなりゃこっちだって負けてはいられぬ。
このタイミングでは無駄なエネルギーは使わず、こちらも逆転のチャンスを待つのだ!

←   これがその頃の写真。

さきほど場所を離れたイギリス人の女性も戻ってきたら行列はだいぶ前に移動しちゃってたけど、呼び込んであげて無事ポジションに戻る。
しかしこの頃から相方さんはへばり気味。大丈夫大丈夫といいながら、目はうつろ。それ大丈夫じゃないでしょうと日傘でガード。
まぁ風がたまに流れるのがまだ救いだったけど、もう暑くて暑くて、さらに立ちっぱなしがほんっとにつらかった。

そしてみんなだんだん無口に。
ユッキーとも左右に分かれてしまったので話せなくなったけど、横にいても話せば干からびちゃうんじゃないかと思うくらいつらい(笑)
こりゃいかん、トイレが心配だけど水を飲まなきゃやってられないと、大量に持ち込んだペットボトルの1本目を開封して口を湿らせる。


さて、開場予告時間から2時間ほど過ぎた11:00頃だったかな?前にいた男性1人の連れの女性2名が到着する。
周りのみんなは朝から並んでるのに、携帯で連絡を取りながら、遥か長く延びた行列の後ろからずんずん前に割って入って来る。
それだけでもおそるべしなのに、我々の付近に入ってくると、なんと挨拶もなしにみんな立って並んでいる狭いスペースに折りたたみ椅子をどかっと置いて座り込む。
すぐ後ろにいた人たちは後退してさらに狭苦しくなって困ってるけど、本人はまったく気にもしてない。
せめて周りに一言あるべしと思うし、そういうことをしてると世界中のファンから嫌われちゃうよ。。。ちなみにその男性は感じのいい方だったんですが。

そして Event Travel のスタッフがこんどはリストストラップを巻きにやってきた。
するとチケット違いの隣の列はビニール製、こっちは紙っぽいやつと、どうみても向こうの方が立派なリストバンドだ。
ほんとにこっちの方が早く入れるのかと不安になってスタッフに尋ねると、コッチだと聞いて一安心。
こういう不安な点は逐一スタッフに尋ねるべしと学んだのは、これも episode9、50 & Counting ロンドンでの入場時の混乱があったからである。

そんなこともありつつ、ほんとなら VIP チケットの入場締め切り時間も過ぎた11:30、さらに列は前に進み、先頭の20人ほどだけいったん右脇の日陰に退避させられる。これがほんっとに嬉しかった!

 

いやいやすみません、このままのペースで書いてればいつまでたってもライヴに辿り着かない(笑)
でもほんっっとに辛かったんですよ。チケットを買ったときはこんなはずじゃあなかったのに(笑)

さて、日陰から出てまた列を作る時には列はバラけたので、わたしはスタッフの真後ろについて行き、ポールポジションを伺う位置に。
明らかに早くからはいなかったイタリアーノには負けてられぬ!
この次はお土産のポスターとかを貰うために、いったん左前のテントに通されるはずだからと読み、前方左側にポジションを取る。
すると読みどおりこちらからテントに案内されるや、リストにある自分の名前を即座に見つけて指差し、お土産を貰ってゲート前に速攻整列!
作戦成功!ついにポールポジションに躍り出たのだ!!

そのときのお土産を貰い終えた列が ← の写真。水も配られ、みんなもうすぐ開場だとちょい元気になってきた瞬間であーる。
ちなみにわたしが着ているTシャツはSteel Wheelsツアーのときのど派手ベロT。
お気に入りだったのに当時買ったものは15年前の川原の花火大会で焼いてしまったので、新品を見つけて買い直したおニュー。
そしたら Event Travel の若いスタッフが「今日みんなが着てるTシャツの中で一番クールだよ!」と。
「こっちはクールどころかホットでたまらないんだけど、ありがとね」 と返事する(笑)

 

それはともかく、いよいよゲートオープンを待つばかり。開場予告時刻をもうだいぶ過ぎてるけどね(笑)
あとはペットボトルなどなどが入った重い荷物に、さらにお土産の袋までもらって身重な状態での一発勝負で、いつの間にかさっきまで前方に来てたイタリアーノ達に抜き返されないかが心配である。
んが、向こうが Ferrari なら、こちとら和光研究所の POWERED BY HONDA なのだ!と闘志メラメラ。

とドキドキしながら、さっき一旦元気になるもやっぱりすぐにへばってきて、4つほどあるゲートのうちの目の前のゲートにいる二十歳過ぎのお兄ちゃんスチュワードに「暑いねー」と話し始める。
いわく「今日もほんとに暑いけど、2年前の夏はもっと暑くて、亡くなった人もたくさんいて大変だったんだよ」と。
そりゃそうだろうけど、それはいま何の慰めにもならない(笑)

そして彼も暑そうだから塩飴をあげると、「こっちでは塩じゃなくて砂糖なんだよ」と、粉砂糖を貰う。
砂糖?汗で塩分が出るってのは関係ないのか?でも飴も砂糖だしなぁと思いつつ、日伊同盟の締結である(笑)

そして会話し続け、「そういえばホテルの TV でドラえもんやってたけど?」 と話すと、彼はドラえもん大好きだと!
さらに最終回はのび太の夢オチという都市伝説まで語るではないか!ドラえもん、いや日本のアニメがそこまで愛されてるなんて素晴らしい!!

ということですっかり打ち解け、こんどは配布されたチケットリーダーのテストをするよと、わたしのチケットを読み取る。
「ピッ! うん、チケットも機械は正常だね〜」 と。

そしてそのチケットの半券をもぎる。え?これって・・・?

そう、もうわたしはゲートがオープンしたらそのまま駆け込めるのだ!
こりゃ圧倒的に有利!!!

ところで皆さま、朝並んだ後にすぐ後ろに来たウィーンの妖精ちゃんを覚えておいででしょうか。
彼女には彼氏の連れがいるのに、するりとわたしの後ろに忍び込んでくると、「わたしがついて行くのはあなただけよ」 とささやいてくる。。。魔性の妖精おそるべし!!(爆)
「こっちはまずは日本人でチームだから、その次ね」 と諭すも、そこから離れない(笑)

そんなこんながありつつ、これでやっとゲート前で腰を下ろせるようになる。横にはフロントローがちらつき元気になってきた相方さん、そしてユッキー、後ろには魔性の妖精(笑)
そしてあれこれスタッフとかと会話はするも、何度も時計とにらめっこ。もう当初の開場予定から4時間半も過ぎてるではないか。

というかもうこの時点で6時間も炎天下に並んでいるのである。

そしてその6時間が、日陰とか座ってる状態ならまだしも、ほとんどずっと炎天下で立ちっぱなし!
しかも緩やかな坂道の上りってのがまたしんどい。

なんて思ってたら13:35頃、ついにゲートオープン!!
しかも、「まずはテストで一人だけ入れ」と。ということですでにチケットをもぎられた先頭のわたしだけがゲート・イン!!

20mほど先にある、会場へと降りていくチケットチェックポイントまで、すたすたと早歩きで緩やかな坂を登る。
どれだけへばっていようが、どれだけ荷物が重かろうが、ついに会場入りだと最後の力を振り絞る!
振り向くと、まだ二人目はゲートインしていない。安堵してチケットチェックを受け、この公演のために設置された階段をさっそうと?いやどたばたと駆け下り、いよいよチルコ・マッシモに足を踏み入れる!!

目の前に広がるのは誰もいないスタンディングピット!
誰もいないピットに一番乗りは、1999年のウェンブリー公演2日目、2012年のロンドン公演2日目に続く快挙〜!!!

         

最前列中央にポジションを確保し、横には相方さんとユッキーが滑り込み、作戦大成功!!やったどーーーーーーーーー!!!
(↑の左の写真はもちろん自分で撮ったものではありません。一人で先頭で入ったとはいえそんな余裕はありません・笑)

これで最短距離でミックに会える!!
ちなみにあの魔性の妖精は、、、最前列の中央から6番目ほどに陣取ってる。やれやれ(笑)
途中で前に入ってきたイタリアーノはどこにいったか不明(笑)
ちなみに気がつけばロニー側ではなく、機転を利かせて一般チケット用のキース側に回った人もいて、その手もあったのか!!と。
でももういまさらポジションを移れないので、このミックもキースも同じ方向で見れるポジションに腰を下ろす。んが、柵にとりついてるビニールのフロアが日に焼けて熱いのなんの!(笑)
いやしかし日本公演よりステージが断然近くてステージも低い。チャーリーも普通に見える高さだ!

そしてNOTICE OF FILMINGの貼り紙に、もしかしたらビデオ収録あり?と盛り上がる。
(後から考えてみれば、オフィシャルYouTubeのハイライト映像に映っちゃうかもよという、どの公演でも貼られてるものだろうと)

ということでこれまでの疲れもふっとぶ快挙に胸をなでおろすも、ストーンズの登場まではこの先まだ8時間もあるのである(爆)

そ・こ・で!秘密兵器の登場である!!
持参したブルーシートを広げ、用意周到にも持参したビニタイで2つの端を最前列の柵にしばりつけ、もう2点にはこれまた用意周到にも持参したつっぱり伸縮ポール、これをまたビニタイでくくりつけて手に持ち、簡易ターフの完成!そこに3人で座って入って日陰にこもる。これが風も入るしほんとに良かったー。ナイス、ダイソー!!(笑)

ふーっと落ち着いたところで、そういえばお昼食べてないねと、朝買ったサンドイッチを取り出すと、むぁ〜と糸を引いてる、、、こりゃ無理(爆)

まぁ無事最高のポジションを確保したということで、順番にトイレと食事とビールタイム。
トイレに何度もいきたくなっては困るので、ビールは一杯だけ。でももう最っ高においしかったーーーーーーーーーーーー!!!
そしてショップにも行ってTシャツを買うも、ポスター(リトグラフ)が売ってない。
他のショップに行こうかと思うも、ピットで待ってくれてる2人に悪いし、よく考えたら買えたとしてもピットに持ち込んだらぐちゃぐちゃになるだけだしとあきらめる。

そうそう、後ろのイタリア人のおじさんがまたやさしくて、ブルーシートを保持しているビニタイがとれちゃうと補修してくれたり。
さらに昔のイタリアでのストーンズのことを話してくれたけど、もう舞い上がってて覚えてない(笑)
おまけに、「これはボクの父さんが録音したんだよ」と、1967年のローマ公演の隠密録音なるCD-Rをくれる!
(帰国してから聞いてみると初登場のローマ公演ではなく、トレーダー間に出回っているミラノ公演でしたが、おじさん、ありがとう!)

さて、直射日光がガンガン降り注ぐのをブルーシートで防ぎつつ、歓喜の瞬間が訪れたのは16時過ぎ。

なんと太陽がステージセットの裏に回り込んで、ステージ前は日陰になったのだ!!
やったどーーー、やっと日陰だよーーー!!やはりここは神の地か、神様ありがとう〜!
すーっと温度が下がり、大活躍のブルーシートもこれにてお役ごめん(笑)
周りのみんなもようやく元気になってきた。 ↓ということでセキュリティーに取ってもらった写真。すみません、ぼかしをとると満面の笑みです(笑)


↓ 後ろを振り返り、キース側後方(写真左)から中央のキャットウォーク、そしてロニーサイドの入場時に駆け下りた階段の方(写真右端)までをパノラマで撮った写真がこちら。

ちなみに後ろにはトドのように横になって寝てる巨漢が何人もいる(笑)

それにしてもこれだけの人である、ポケットWiFiも全然繋がらない。
やっとのことでネットに繋がったと思うと、掲示板には、オフィシャルストアでポスターやらTシャツが売り出されているとの情報が!!
しかも真実の口ポスターまで。こ、これはどうだろう?(爆)

       


それはともかくなんとか買おうとするも全然繋がらず。何度も何度もトライして、ようやく最後まで辿り着くも、最後の最後に何度やってもエラー(涙)
もうあきらめました(笑)

とまぁここまでの様子を想像しやすい映像がありまして。↓ 会場設営などの様子から拝めます。
ちなみにロニー側のピットは VIP チケットで、なかなか人が埋まってない様子が。要するにゆっくり来る人も多かったということ(笑)
でも一般チケットのキース側はあっという間に埋まってました。


さて、18:40頃、ステージ上に可愛い天使たちが
そしてなにやら紙を広げてスマホで写真を、、、そう、ライブ後にオフィシャルサイトやオフィシャルtwitterなどに掲載されるセットリストの写真撮影だ!
この時はこの日本公演でも見た可愛い子は誰なんだろうと思ってましたが、チャーリーのお孫さん、Charlotte Watts 嬢でした。彼女、日本のこと好きみたいです。
それはともかく、撮った写真をすぐチェックして、お気に入りの写真が撮れるまであっちだこっちだとステージ上を移動して何枚も(笑)
「こっちこっち〜!」と叫んでましたが、どうやらロニー側の土手をバックにした写真に決めたよう。その写真とセトリはライブ後のtwitterまでのお楽しみ!

       


まずは John Mayer!- 2014/06/22

さて、そんなこんなで待ちわびた 20:00 ジャスト! ついに John Mayer 登場〜!
ファンの人もいるかもしれないのでサービス・ショット(笑)

       

       

1曲目が終わるとサングラスを優しいメガネにチェンジ。ギターもどんどんチェンジしてソフトな曲からハードな曲まで。
この男、顔は柔和だけど、左手にはタトゥーばりばりである(笑)

それにしてもここで心温まる風景がありまして。
何曲目だったか、ふと気付くとこのロニー側ピットの後ろの方で50人ほどだろうか、赤いハート型のうちわ大の紙をみんな掲げていて、そこには "John Mayer, ITALY LOVES YOU" と。
誰かが用意してみんなに配ったんだろう。これにはジョン・メイヤーも曲を終えてお辞儀を。そしてストーンズの前座としてこんな素晴らしい巨大なところでやれて光栄だよと。

ちなみに彼を生で観ることはおろか、曲を聴くのも初めてでしたが、セットリストはこんな感じだったようで。

       John Mayer 
      1. Queen of California
      2. Belief
      3. Half Of My Heart
      4. Vultures
      5. Who Says
      6. Going Down The Road Feeling Bad
      7. Slow Dancing In A Burning Room 
      8. Wildfire
      9. I Don't Trust Myself
      10. Dear Marie
      11. Waiting On The World To Change
      12. Gravity

なんとたっぷり1時間以上、21:10頃までやってました。そして写真でもわかるとおり、ようやく暗くなってまいりました!
ストーンズの登場予告は 21:45。トイレには朝から二度だか三度しか行ってないけど、大丈夫か?とか思いつつ、もう出るに出れない(笑)
この頃、コーラスのみんながステージに上がってくる。別に歌うわけでもなく、ステージの様子を体感するためだろう。みんな笑顔。

     

ということで一時期熱中症になりかけてた相方さんもすっかり元気になって、
朝から待つこと14時間、ついに開演まで残すところ数10分、健闘を誓う我々でした!

  

さて皆さま、14時間分、大変長らくお待たせいたしました。次のページからいよいよストーンズです!!

                 -  episode 10-3 へ続く  -

 


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