- episode 5 -2 -

番外編 - Dublin & Bray, Ireland


9/12 - in Dublin

昨夜はライブ終了後に皆さんとパブで遅くまで飲んだ後、大学の先輩の家に戻ってぐっすり寝て、朝9時頃目覚めます。この日は夜までフリー。出国前は、このフリーな1日を充実すべく、アイルランドのHP地球の歩き方を見ながら、“中世の都市キルケニーに行こうかなぁ〜”、“思い切ってベルファストにしようかなー” なんていろいろ思ってましたが、さすがに眠い!だるい!声も出ない!というわけで、せっかくアイルランドに来てまでベロTを着てレコード屋めぐり(笑)。こうなったら

さがすはダブリン公演の隠密ブート!

前日shigeさん から “テンプルバーでは Scorpio の 『 In The Park 』 をショーウィンドウに飾ってる店を見かけましたよ"、という有力情報を教えて頂いてましたので、繁華街のテンプルバーをぶらぶら。しかし行った時間が早かったせいで、店探しには時間がかかりました。でもパブが一杯あったり、ペイント壁画もあったりとなかなか趣のある街で楽しめました。

そんなこんなで暫くうろつきましたが、shigeさんに教えていただいた店を発見!!
ショーウィンドウに色々ジャケが飾ってます(でも撮影しようとしたら店の中からNO!といわれました)。さすがに昨晩ストーンズ公演があったからでしょうが、店内は嬉しいことにストーンズブートがかかっています。棚にはやはり U2 がたくさんでしたが、けっこうストーンズも並んでます。
“これは何かあるのでは?” と期待に胸が躍りますが、なんと売ってるブートは殆どが盤もジャケも丸々コピーしたCD-R。それでも20〜30ユーロ(2,400円から3,600円くらい)。こうしたところでブートを聴こうとする人は大変なんだなー、と妙に関心するも、ここには狙いのダブリン公演は無し。

しかしこうした界隈にはその手の店が他にもあるはずだと、薄暗い路地を覗く。
あっさりもう一軒発見。

こちらのお店はCD-Rやら、ビデオやら、カセットまで、ブートで一杯。
そして店内にはまぎれもなくストーンズ隠密ライブがかかっています!!
“excuse me, -”なんておじさんに話しかけると、

まさに今かかってる音がダブリン公演!

でもこれは、残念ながらわたしは見ていない3日前の9/9・ダブリン初日のライブ。このジャケがまたただの紙コピーをはさみでフリーハンドで適当に切ったに違いないグニャグニャ。裏側印刷があるだけまし(笑)

そして値段は40ユーロ、約 5,000円なり。高いか? でもこの日はキースコーナーの前にアドリブでキースが歌を歌ったり、レアな "Happy" やり直しがあるぞい。迷わず購入(笑)
で、おじさんに “昨日のライブのはいつ出るの?” と尋ねると、“明日” だと。“明日は早朝ロンドンに発つのでもう買いには来れないんだよね〜”、と言ってもどうやら無理な様子。ならしょうがないか〜、とお店を出る。。。
そして昼食をとりながら早速このブートを聴いてみる。ふむふむ、曲間のチャプター部分にブランクギャップがあるけど、なかなかいい音じゃないの〜!。こうなってはやはりあっさり引き下がるわけには行かず、もう一度お店に(笑)。そしてたどたどしい英語ながらも、いまお金を払いますから、昨日のコンサートのCD-Rが入荷したら日本の私のうちまで送ってくれませんか? と丁寧に聞くと、おじさん、メガネの下でにっこり目を輝かせ、嬉しそうに OK!送料はサービスするよ!。やや怪しい(笑)

でもまぁもし騙されたとしても、それもまた楽し、と住所と名前を書いてお金を払っておじさんと握手して店を出ます。
おじさんは9/15の月曜日に発送すると言ってました。現在9/21の日曜日。まだ届いていません(笑)

その他にも2件ほどブート屋さんを見つけ、1件はプロモとかも置いてましたが、触手が動くようなものは無し。
あとお店のレコード袋を持ってる人に尋ねながら HMV や Tower Records にも行ってみましたが、Tower にはストーンズ来愛のかけらも無し。HMVにはちょっとしたストーンズコーナーがあり、店内にもストーンズは "Under My Thumb" が一度だけですが流れました。

あとはもうケルズの書を見たりと観光したり、お土産買ったりぶらぶら。

最近は殆ど普段歩かない生活のわたしはもう夕方には疲れ果て、先輩のうちに帰宅。

 

Pub in Bray

そしていよいよ3泊するアイルランド最後の夜を迎えます。今日こそは先輩とパブでギネスを!!
先輩は、ダブリンに飲みに行くか、ダブリンより南に位置する、先輩の会社のあるブレイ(やや田舎街)に行こうかとちょっと迷われてましたが、ダブリンのパブはどこもうるさくて、とてもゆっくり話はできそうにないからなー、と結局ブレイに行くことにしました。
そして入った先輩のいつものパブでは、先輩の会社のちょっとしたPartyが2つ重なっていて、結局2時半まで

飲んで踊っての大騒ぎ!

そうそう、忘れられないのが(なにを?)、左の写真の紫の服の女性ダビーナ。
彼女はなかなか綺麗なんですが、先輩は職場が違うしあまり彼女とは話したことがない。でも先輩もせっかくの機会だし彼女と話したいぞと。というわけで、ならば旅の恥はかき捨てとばかりにわたしが話のきっかけを探ります。そのうち彼女が GUNS'N'ROSES の "Patience" が好きなのよねぇ〜、と言った途端、私が "Shed a tear, cause I'm missing you 〜♪" なんて歌い始めてからは、一気に話が盛り上がりました!カラオケでたまにこの曲も歌っててほんっとによかったー!(爆)
あとみんな面白くて気のいい若者が多く、お互いおごる習慣も根強いようで、左の写真の左端に顔だけ映ってる彼に、“アイルランドのウィスキーは飲んだ?”と聞かれて、“いやJAMESONがおいしいと聞いたけど、まだ飲んでないんだよねー” なんて答えちゃったらみんな年下なのにこんなおっさんにすぐに持ってきてくれたり、ほんとに楽しかったです。最後はお互い酔ってたせいもあってか、ハグハグまでしておひらき。
でも彼らがノッてきてぺらぺらしゃべりだすと、実は何を言ってるのかさっぱり "?" だったんですけどね(笑)

というわけで、今回のアイルランド遠征は勿論ストーンズがメインだったんですが、この夜はアイルランドの若者とパブとクラブを堪能できた、最高に楽しい夜でした!またいつかゆっくり行ってみたいっすねー。

そしていよいよ明日は(というかもう日付は9/13ですが) ロンドン Wembley 公演!
3時過ぎに寝ますが6時半には起きなきゃならん〜zzz。


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