- episode 6 -1 -

B2BからLICKS、そしてこのABBと連続となるロンドン公演参戦を決めたのは結構ぎりぎり。
昨年12月、オフィシャルサイトのプリセールで副管理人が気まぐれに2日目8/22のチケットを取ったものの、なんとなくこのお盆過ぎの時期に行くのはどうかなと決心がつかないでた。

でも日本公演直前、ストーンズが来日したその日に倒れ、ストーンズがアジアを発ったその日に亡くなってしまったストーンズファンの友人がロンドンにも行くつもりであったと聞いて、やはり行こう!と一度は決心。が、その直後に当初予定されていた Wembley Stadium の改築工事の遅れのため、LICKSツアー同様、ラグビーの聖地 Twickenham Rugby Ground へ変更されてしまい、ウェンブリーならと楽しみにしていたのにあららぁ〜と思っていると、今度はキースは木から落ちて頭の手術。どうなることかと思ってましたが、無事7/11にミランからツアーが開始されたのを確認し、ようやくエアーやホテルなどの手配を始めたのは7月中旬。しかもまだ初日の8/20のチケットはあてもない状態。

ちなみに2日目のチケットはオフィシャルファンクラブのプリセール経由で Ticket Master UK から購入。7月中旬、ネットでもチケット到着の報告が見られるようになっても届かないのでメールすると、"あなたたちのは現地ピックアップだからねー"と。
が、その数日後の7月末、住所変更もかなり前にマニュアルどおり済ませたのに、以前の住所宛てに突然届く。
チケマスUKおそるべし!
郵便局さん、現住所に転送してくれてありがとう〜!

購入チケットは2枚ですが、ベロ仕様のチケット用紙に、表紙と計算書がついた4枚綴りになってて、さらにトゥイッケナムの案内図もベロ仕様でなんかちょっと得した気分。↑の画像はRSVPさんが掲示板に貼ってくださった、ebayにあったチケット画像。
初日のチケットは結局、HPを通じて知り合った海外の方が、自分達が行けなくなった分を定価で回してくださることとなり、そちらは当日 BOX OFFICE でピックアップということに。

さて、前置きが長くなりましたが、直前のスペイン2公演がミックの喉頭炎で中止になるなど不安も一杯でしたが、出発前にはいろんな皆さんに声援を貰い、いよいよロンドンへ!


Aug.19 sat. - go to London

成田への早起きもなんのその、往路はわくわく、あっという間にロンドン到着!
"翼よ、あれがUnited Kingdomだ" としゃれこんで一枚(笑)

到着したヒースロー空港もテロ騒ぎがあったにしては、別段普通。日本ならゴミ箱も撤去され、路上駐車も出来ないと思うけど、あまりに普通で拍子抜け。しかしまぁロンドンは涼しくていいねー!と喫煙所で待望の一服。 

が、ここから一つ目のハプニング。
ヒースロー空港からホテルまで行こうと、ロンドン地下鉄、通称tubeに乗り込むも(ヒースローエクスプレスを使う必要のない駅でした)、ふと尿意を催したわたしは、始発駅だし、座れるように乗り込んだこの電車は次発だから時間もあるだろうと、荷物と副管理人を車内に残してトイレへ。が、ささっとすませて帰ってきたつもりが、、、
もうホームにtubeはいなかった(笑)


すっかり忘れていましたが、tubeは約2分おきくらいでがんがん走ってるし、出発する前にも何の合図もなく突然ドアが閉まったりする。そんなわけで副管理人は発車前に降りることも出来ず、あわれ二人分のスーツケースと共にロンドン市内へ(笑)
残されたわたしはかなり焦るも、とりあえず次のtubeの先頭車両に乗り込み、駅に止まるたびに副管理人がホームに降りていないかと確認するも、どうやらいない。そのままホテルの最寄の駅に着くと、改札口で二人分のスーツケースを持って副管理人が途方にくれていた(笑)。改札までには階段がいくつもあったけど、優しきイギリス紳士が二人分のスーツケースを運んでくれたらしい。さすがは紳士の国。なんて感心している場合ではなく、平謝り(笑)

そんなハプニングがありましたが、無事ホテルに二人でチェックイン。ロンドン3度目にして、はじめてドアマンのいる立派なホテル。今回は今までと違いお風呂もある!(他のepisode参照・笑)。その分高いけど、日本でこの値段ならもっと綺麗だろうなぁ〜と思ったりもする。

さて、到着したこの日は、わたしは入ったことなかったので楽しみにしていたビル・ワイマンのお店、STICKY FINGERSへ

店内はストーンズがガンガンかかってて、さすがに翌日がロンドン公演ということでストーンズファンで一杯だし、ブライアンのギターやらいろいろ珍しいものも壁には貼りまくってあるし、なかなかいい雰囲気。でもお誕生会とかやってて、ファミレスみたいな感じもしましたが(笑)。(店内の写真はちょっと明るくしてますが、本当はもうちょっと暗いです)。しかし、、、肝心の食べ物はど〜も口に合わない。。。というかはっきり言っておいしくない(ごめんなさい・笑)。リブステーキはなかなかいけるらしいと後から聞きましたが、今度また来ることがあれば、バーだけにしておこう(笑)

とまぁこんな感じで、翌日のロンドン公演が無事行われることを祈りつつ、わたしはダイエットコーラで乾杯して、この日は早めに眠りについたのでした。ちなみにどうでもいいですけど、7月中旬から体調を崩した私はまだあまりビールは飲めない体なのでした。


Aug.20 sun. - London First Show

朝から携帯でネットを覗いたりしても、ミックの喉のその後のニュースは不明。便りがないのはなんとやら、きっと大丈夫だろうと信じて買い物へ。
今回はUK公演は全て座席指定でGA方式のように朝早くから並ばなくてもいい。GA方式の方が盛り上がっていいすけどね。ということで朝からカムデンマーケットで買い物をしたりして、いったんホテルに戻り、わたしは "彼" の思い出のナゴヤTシャツで、夕方16時半ごろトゥイッケナムへ。ロンドン中心部からトゥイッケナムの駅まではウェンブリーよりかなり遠い。しかも最寄の駅からも歩いて20分と遠い。でも終わってからも鉄道は動いているとの案内があり安心。。。が、このとき配っていた紙をちゃんと読んでおけばよかったと
数時間後に後悔することに(笑)

それはともかく、スタジアム周辺にはやたらとコンサート告知ポスターが。やはりチケットが余っていたのか。ビガバン版、ビッゲストミステイク版、そしてコンサート版と、いずれもトゥイッケナムでのコンサート日付入り。わたしはそれを剥がす度胸はありませんでしたが、ビッゲストミステイク版をはがして1ポンド(220円くらい)で売ってる外人に声をかけられ、あっさり購入(笑)。これは厚紙タイプで丸めることが出来ず、トランクにも入らない大きさでしたが、表面だけをうまくはがして筒状に丸めて、残りの表面層から下の厚紙を無理矢理丸めて筒を作り、その筒の中に表面だけを入れて、無事トランクに収納し、無事日本に持ち帰りました。普段からギャラリーフェイクを読んでてよかったです(笑)。ちなみに厚紙ポスターをそのまま手荷物で機内に持ち込んで帰る方も多かったとか。

そしてスタジアムまできて、ようやく今日はミックも大丈夫で無事公演も開催されるんだろうと一安心。

さて、チケマスの現地受け取りや、かなりの良席も出たらしい当日券、そしてオンステージ席のデリバリーで混雑するBOX OFFICEに行くも、お願いしていたチケットの到着は17:30からだとあっさり言われ、売店へ。

売店では

あたりがご当地モノ。
さすがはラグビーの聖地、、、しかし趣味がいいとはとても言えないラグビーベロのTシャツもありましたが、ラグビージャージは右側のものが売り切れた模様で、オフィシャルサイトにも売ってません。わたしも白黒ジャージ以外を購入。そうそう、2日目に気がつきましたが、クレジットカードも使えました。

このあたりから日本人の知り合いとも特に待ち合わせなくても遭遇。いつものお仲間以外にも、ミカエルさん、RSVPさんとも無事お会いすることが出来ました!やはり日本人の方は多かったですね。

 

さて、肝心の初日のチケットですが、大混雑の中、チケマス組以外のチケットはなかなか到着しない模様。17:30もとっくに過ぎ、どうなるのかなぁとBOX OFFICE前で不安げに待ちくたびれた18:30頃、待ちに待った配布がスタート。どきどきしながら並んで受け取ると、、、

なんと、あまりの超良席に驚き!確保していただいた方には本当に感謝です。

それにしてもB2B、LICKSに続き、ロンドン公演のポジションは本当に恵まれ過ぎ。しかも今回はまったくの他力本願だったので、本当に感謝感謝です

あまりの出来事に夫婦で驚きつつ、これは乾杯せねば!とわたしも久しぶりにビール解禁!一杯飲み干して会場内へ。

チケットが余っているという報道もありましたが、なんのなんの直前に売れたのか、かなりの満席。そして前座のFEEDERがかなり盛り上げてくれてひっこんだところで、タイミングよく

これには参りました。フィールドエリアの傘もレインコートも持たないお客さんの多くは屋根の下にいったん引き上げます。このままやまないときついなぁ〜・・・と思っていると、そのうち見事にやみ、今度はヒートアップした会場内でウェーブが駆け巡ります!いい感じでしたねー!

そして観客もかなり盛り上がってきた20:20、予想より早くスタート!!

 

 

1.

Jumping Jack Flash

2.

Start Me Up

3.

Oh No, Not You Again

4.

Sway

5.

Ruby Tueaday

6.

Streets Of Love

7.

Tumbling Dice

8.

Midnight Rambler

9.

Night Time Is The Right Time

10.

Slipping Away

11.

Before They Make Me Run

12.

Miss You

13.

Rough Justice

14.

Get Off Of My Cloud

15.

Honky Tonk Women

16.

Sympathy For The Devil

17.

It's Only Rock'n Roll

18.

Brown Sugar

19.

Satisfaction


しょっぱなは "JJF"
いかん、目の前にキースがいる!!なんかイントロは変な感じだけど、アクションはすっかり元気!でも黒テレじゃないんだ?やっぱあれは重いのか。ん、心配だったミックの喉もいいじゃないの!!

   


以上、これらの写真は勿論ネットより拝借(笑)


さて、昔から1曲ごとの感想なんてろくに覚えちゃいないんですが続けます(笑)

次はなんと "Start Me Up"。ライブは最初の2曲が肝心とはいえ、序盤から飛ばしすぎではないかというくらい盛り上がる。ミックの喉も調子いいぞ〜と、もうはじけまくり!!う〜ん、やっぱり野外公演は音がいい!!
会場も十分暖まり、ミックも 「
みんな今日は来てくれてありがとう。Wembleyから変更になったけど、WembleyはArctic Monkeys(若者人気バンド)の解散ツアーのときには完成してるだろうよ」 なんて言って笑わせてくれます。

つづいて "Oh No Not You Again"


え〜、キースを見てたことは確かなのですが、あまり覚えていません(笑)

次はなんと予想外の "Sway" 。何かレア曲をやるとしたら火曜日の2日目だろうなぁ〜と思ってたけど、日曜日の初日に登場!これは東京初日に通じるチケット販促のためか?あれ、でもキースはゼマイティスの髑髏ではなく、52年式テレキャスター(ミカウバーでもない)。欧州ではあまり見せるギターを使わないのか?ロニーが結構がんばって弾いてたけど、やはり音に艶やかさはなく、聴いていてなんだかむずがゆい。しかしさいたま以来の "Sway" 登場にもさほどそれほど喜ばず、我ながら贅沢になってしまったもんだと思う。

そして続く "Ruby Tuesday"。これは"彼"が大好きだった曲。"彼"の地元の名古屋に続いて、この遥か彼方ロンドン、"彼"の娘さんが丁度訪れたこの日に演奏されるとはと、ジンと来ました。

演奏後には、「おもしろいもので、世界を10周した後に、また出発点のここリッチモンド、トゥイッケナムに立ってるぜ」なんてことを言って、地元ロンドン公演らしいコメントが。

そして次は欧州ツアーから登場し、私は初めて観る "Streets Of Love"。ミックの歌もさることながら、オンステージの照明がとても綺麗で、しかもこのライトはコンサート開催国の色がベースになっており、この日は勿論UK国旗のカラーがベース。なかなか綺麗でいい感じ。と、スクリーンを見上げると、この曲もやはりブロンディが弾いてて4本ギターなんだなと。しかし言うなればこれが今回の欧州ツアーの切り札。途中で演奏をやめる"間"もあり、歓声が会場にわき上がる。この曲でのロニーも、これまた滑らかさには欠け、美しいリードを弾くというよりは、メロディをなぞってるような印象を受けましたが、初めて観た "Streets Of Love" に感動。

そして夫婦揃ってストーンズの最高傑作と思う "Tumbling Dice"。ミックは大きくロニー側へ行ったり中央通路を進んだりとアクティブに動いていましたが、ちょっと歌は控えめだったかな?やはり喉をいたわってるんだなぁと。写真は妙に気持ちよさそうに弾いていたキース。

この曲の後、キースが投げ入れたピックをゲット!この日はメインステージからはキース側に確か4回ピックを投げ入れましたが、私たちとその両側、そして右後ろがゲットしました!名古屋に続く、刻み入りピックのゲットは最高の思い出です!

  

続く "Midnight Rambler" 、いくつになってもこの曲をやり続けれるのでは思うくらい元気。ミックのハープも冴え渡ります。でもチャーリーとキースがどたばたしてて、絶妙の"間"のタメもたりなかったですね(笑)。
そうそう、この曲でのブレイク時の恒例となった、ミックの肩にキースが手を掛けるシーン、ミックが待ってるのにキースはやり損ね、演奏終了後、キースがニタニタとミックに "ごめんごめん忘れてたぜ" と言ってるようで笑えました(笑)


そしてリサの絶叫 "Night Time Is The Right Time" を堪能。リサはここでも元気!それしか覚えていません!そして全国のリサファンの方に写真を!と思いましたが、、、ぶれててうまく撮れませんでしたぁ〜(笑)

続いてメンバー紹介。この日のミックの紹介での声のトーンは低く、あまり声を張り上げて得て伸ばした紹介はせず、やはり喉をいたわっている様子。ロニーやチャーリーにも何か形容をつけていましたが、聞き取れないし覚えていません(笑)。キースには散々言った木登りチャンピオンではなく、ヘッドバンガーといっていたようです。

そしていよいよキースコーナーへ!もう定番の "Slipping Away""Before They Make Me Run"
日本での "This Place Is Empty" "Happy" とは違う2曲でしたが、北米でやった "Infamy" も見てみたかったです。しかしやはり "Before They Make Me Run" はカッコいい!でも興奮状態であまり覚えてません(笑)

 

さて、ここまで写真を載せましたが、、、朝からいろいろ写真をとっていたせいで、
デジカメがなんと予想外のバッテリー切れ(笑)
Bステ移動の迫力ある絵が撮れる筈でしたが、これにて撮影終了。かえって気が楽になるもんです(笑)

いつものように "Miss You" でBステ移動。ここで隣の人たちがどうやらBステに消えたため、すぐ目の前、いや頭上を通り過ぎるステージには興奮しました!!あぁでもすぐに遠くかなたへ(笑)
"Rough Justice" に、チャーリーがカッコいい "Get Off Of My Cloud" 最高!!一生懸命チャーリーを見ようとしてもろくに見えず、しょうがないので広いスペースで踊りまくり! 会場の照明も "Hey (Hey) You (You),-" にあわせて点灯し、会場全体の盛り上がりはピークへ。そして "Honky Tonk Women" でお帰りなさい!(なんて稚拙なレポート・笑)

Bステが終わるともうコンサートも終盤へということで寂しくなるものですが、そんな空気をかき消すように "Sympathy For The Devil" ではフーフーコールがスタジアムを包みます。そして "pleased to meet you" で火柱が。やはり屋外スタジアムだけあって演出が派手。しかしミックはどうも発声をセーブしている様子。やはり喉がまだ完全ではないようで。

そしてその後、ミックの掛け声に続いて絶妙のタイミングで入るはずの "It's Only Rock'n Roll" ・・・見事にやってくれました、キース・リチャーズさん(62歳)。。。
イントロを弾けずに暫く固まってます。個人的にはおおうけの大爆笑(笑)。

そしていよいよクライマックスへ。気がつけばステージ上はコーラスも全員ステージの後方に下がってる。"あ、後ろに下がってるということは、、、!"と思った途端、 "Brown Sugar" のイントロにあわせてステージ最前列に一気に火柱が大噴射!!悪魔での両サイドの塔の上の火柱も熱かったですけど、その比じゃない熱さと音にびびる(笑)。この曲でのスクリーン映像には世界各地の遺跡などが。これって欧州からですよね?そしてこの日の "Brown Sugar" はミカウバー。2日目は "Sway" と同じ52年式テレキャスターだったようです(わたしは2日目のギターは覚えてないす)。しかしこの "Brown Sugar" でもミックはやはりあまり歌っていない。病み上がりだししょうがないと、こっちはこっちで盛り上がりまくり(笑)

アンコールの予定は2曲で、チャーリー横のボードや、後日知り合いからコピーを貰ったこの日のセットリストペーパーにも "You Can't -" と "Satisfaction" が。当然次は "You Can't-" だなとアンコールを待つ間、暗闇のホーンセクションお立ち台でマイケルが一人スタンバってましたが、いつの間にかいなくなり、そのうちキースの奇妙〜なイントロで "Satisfaction" が!!
あぁ〜 "You Can't -" はカットされちゃったのねー!

やはりミックの喉の調子がよくないんでしょう。まぁしょうがないすね〜。。。
しかしこの "Satisfaction"、ミックも キースもあっちこっちへ動き回っての大サービス。まだまだ終わらないでぇ〜と思ったら、ダブルエンディング(リプライズ?)まで飛び出し、ほんとに最後の最後まで盛り上がりました!!

こうして22:20、
ミックの喉頭炎明け、ロンドン凱旋一発目が終了!

ま、興奮しすぎてあまり覚えてないんですけど(笑)

 

最後にダリルのピックまで2枚も手元に飛んで来たので、1つは熱狂的なストーンズファンの方に差し上げました。しかしこちらは2枚とも8/5 Zurichのもの。どうやらキースとかのお下がりなのか?

アンコールの後も呆然としながらも、ふと "彼" のことを思ったりしてステージを眺めていると、しばらくしてから花火がドンパチ。雨のせいで遅れたのか、なんとも間の悪い花火でした(笑)。

さて、そんなわけで終了後の余韻を楽しんでうろうろするも、セットリストの紙ももらえず、じゃああとは帰るだけ。。。しかしこの日のクライマックスはまだ続くのでした・・・

トゥイッケナムの駅に向かう途中、携帯から掲示板にカキコをしたりとノラリクラリとしていましたが、駅の手前から長蛇の列が一つ。その向こうにはもう一つ、そんなにも長くない列。
でもアナウンスもろくに聞いていなかった我々は、どっちがどっちかよくわからず警官に聞くと、ロンドンはあっちだよ、と長蛇とは別の方を教えてくれた。え〜本当かな〜??と思いつつも、"この行列に並ばなくていいならラッキー!どうせ中に入ればホームの移動も出来るだろうし" とそっちに行ってしまった。。。

すると今度は、コンサートを堪能して酔っ払った現地の若者に "日本から来たのか?" "今日のストーンズはどうだった?" "日本ではどうだった?" "ロンドンにはいつまでいるのか?" "ロンドンのどこに観光に行く?" とか暫く質問攻めにされ、うんざり。そのうちやっと進んでホーム前まで来たと思ったら、ロンドン行きにはコッチからは乗れない!!こちらは通常運転時にはロンドン行きのホームなのに、コンサート終了後は特別に通常とは違うホームがロンドン行きだったのだ。しかも構内でのホームの移動が出来なくなっている。でたらめ教えた警官め、恨んでやる!!でもよく見ると、コンサート前に配られた紙にちゃんとそう書いてあったんでした(笑)

とはいえ反対側の電車に乗るわけにも行かず、必死に何人もの鉄道職員や警官に「外の警官がコッチといったんだ」と事情を説明するも、ダメだの一点張りで融通が利かず、一駅行ってから折り返して来いとか言われたり、反対側のホームへの鍵を開けてくれなかったりと、ロンドン方面のホームにいくまでがほんとに大変。それでもなんとかロンドン方面のホームにたどり着き、超満員の電車に乗ったと思ったら、案の定、乗り換え先のtubeが途中までしか動いていない。トゥイッケナムに近いエリアのホテルにしたのにやっぱり電車は大変だぁ〜。あ、そうそう、こんなに大量の客を乗せて儲かる絶好の機会と思われるのに、鉄道は切符無しで乗れて降りれちゃいました。われわれは先に往復切符買ってましたけど。

tubeでいけるところまで行った後は、バスがあるよと駅員さんに教えてもらいバス停に行くと、乗りたい52系統の深夜バスの時刻表が停留所の時刻表から外れてなくなってしまっていて、いつくるのかさっぱりわからない(笑)。他の系統を見ると大体一時間に一本は走ってそうだけど。。。20分ほど待ってもこないし、やっぱもうタクシーにしよう、とタクシーを呼び止めた丁度そのとき、後ろからN52バスが登場〜。いやぁ〜これまた最後にラッキーな日でした(笑)

そんなこんなでホテルに着いたのはもう2時。コンサート終了から3時間半!!
コンサート自体は素晴らしいポジションで見れたので完全燃焼しましたが、その後もヘロヘロでもうぐったりの初日でした。


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